コンサートイベント

2021年12⽉28⽇ (⽕)
早稲⽥奉仕園 スコットホール
開場 14:30 開演 15:00

☆特別企画 限定100席公演☆
フンメル編曲室内楽版 本邦初演!

⼾澤采紀(ヴァイオリン) 泉優志(チェロ) 鎌倉有⾥(フルート) ⻄本裕⽮(ピアノ) 早稲⽥奉仕園 スコットホール
使⽤ピアノ ベヒシュタインモデルA-189

フンメル=ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』& 第6番『⽥園』(室内楽版)
⼾澤采紀 クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ
泉優志 ドビュッシー: 美しき⼣暮れ
鎌倉有⾥ ドビュッシー: シリンクス
⻄本裕⽮ ⾃作 :地球平和曲 Planet Earth

企画・演奏: ベートーヴェン・フンメル室内楽団

後援:⼀般社団法⼈ユーロピアノ・マネジメント
株式会社ベヒシュタイン・ジャパン
⽇本J.N.フンメル協会、⾳楽之友社

イベント詳細

申込フォーム

https://forms.gle/UNND4KmDMwweyZ7a6

 

第1回ご挨拶
J.N.Hummel(フンメル)はベートーヴェンの9つの交響曲のうち第1番から第7番を、ピアノを含む4つの楽器による室内楽版に編曲しました。このコンサートを、当 社団法⼈が、シリーズとして開催することといたします。
⽇本J.N.フンメル協会によると⽇本初演とのことです。この意義についてお話しさせていただこうと思います。
ベートーヴェン当時の⾳楽事情は、弦楽器、管楽器、ピアノなどを演奏するための個⼈レッスンとコンサートを聴くという楽しみでした。数⼈の室内楽の演奏にしても、すでに楽譜の出版が普及した時代、” musizieren ” =「⼀緒に⾳楽をする」のが貴族・上流階級では⼀般的になりつつありました。ベートーヴェンは時代の寵児でありましたので、その9つのシンフォニーはもちろん聴衆を虜にしたことでしょう。でも誰もが聴きに⾏けるほど、頻繁にはないし、⼀⽅このシンフォニーを少⼈数で演奏したいという、普通の⾳楽愛好家もいたことでしょう。
そこで、やはり当時の有⼒⾳楽家であった、フンメルが、9つの交響曲のうち第1番から第7番を、4つの楽器=ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、それにフルートに編曲しました。当時、ピアノトリオ、ピアノクワルテットなどは沢⼭ありますが、フンメルは、オーケストラという当時は25名ほどの⼩編成の⾳をどのようにピアノに置き換えたのだろう? 管楽器をフルート⼀本で⼤丈夫なのか?など興味は尽きません。
このようなフンメルの試みが、そのまま、⽇本の⾳楽愛好家の間でもベートーヴェンの交響曲を演奏できるという状況になります。⼤ホールでの最⾼技術の演奏を聴くことだけではなく、愛好家同⼠の趣味の室内楽でも、⾳楽本来の楽しみの⼀つである「⼀緒に⾳楽を奏する」という状況が実現していくことでしょう。 演奏レベルは技術的に低くても、〝⼀緒に⾳で会話を楽しむ″という楽しみに皆様が少しでも⽬覚めていただければ、このコンサートシリーズを主催するものとして、更なる喜びでもあります。では、新進気鋭の東京藝⼤⽣の演奏を楽しみましょう。

ピアノ:⻄本裕⽮くん ヴァイオリン:⼾澤采紀さん チェロ:泉優志くん フルート:鎌倉有⾥さん
株式会社ベヒシュタイン・ジャパン会⻑・⼀般社団法⼈ユーロピアノ・マネジメント理事 ⼾塚亮⼀

 

 

⼾澤采紀(ヴァイオリン)

第85回⽇本⾳楽コンクール最年少(15歳)優勝、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリ
ンコンクール第2位(最⾼位)。これまでに、ローザンヌ室内管弦楽団、読売⽇本交響楽団等国内外のオーケストラと共演。現在、ヴァイオリンを⽟井菜採、ジェラール・プーレの各⽒に、室内楽を原⽥幸⼀郎⽒に師事。江副記念リクルート財団第48回奨学⽣。現在、東京藝術⼤学3年宗次德ニ特待奨学⽣として在学中。
使⽤楽器は、⽂京楽器の協⼒によりBeareʼs International Violin Society より貸与されたMatteo Goffriller。

 

泉優志(チェロ)

第89回⽇本⾳楽コンクールチェロ部⾨第3位、E.ナカミチ賞受賞。第16回⼤阪国際⾳楽コンクール 弦楽器部⾨ 第2位 併せて 特別賞受賞。第70回全⽇本学⽣⾳楽コンクール 東京⼤会 第1位、同全国⼤会 第3位。
ザルツブルグ=モーツァルト国際室内楽コンクール in Tokyo 2021 第2位(最⾼位)。その他受賞多数。⽇本チェロ協会主催 「第8回チェロの⽇」「アジア・パシフィック・チェロ・コングレス2020」にて演奏。2020年東京藝術⼤学内にて福島賞受賞。A.メネセス、S.イッサーリスのマスタークラス受講。現在、中⽊健⼆⽒に師事。東京藝術⼤学⾳楽学部附属⾳楽⾼等学校を経て、東京藝術⼤学3年在学中。

 

鎌倉有⾥(フルート)

第71回全⽇本学⽣⾳楽コンクール ⾼校の部 東京⼤会第1位。第34回全⽇本ジュニアクラシック⾳楽コンクール ⾼校の部 全国⼤会第1位。第23回浜松国際管楽器アカデミーにてアンドレア・リーバークネヒト⽒のクラス、第40回草津夏期国際⾳楽アカデミーにてカール=ハインツ・シュッツ⽒のクラスを受講。またペトリ・アランコ、エマニュエル・パユ各⽒のマスタークラスを受講し、研鑽を積む。これまでにフルートを、居⽯ひとみ、吉岡アカリ、⾼⽊綾⼦、神⽥寛明、フラウトトラベルソを前⽥りり⼦の各⽒に師事。東京藝術⼤学⾳楽学部附属⾳楽⾼等学校を経て、現在東京藝術⼤学3年に在学中。

 

⻄本裕⽮(ピアノ)

第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア⼤会⼩学部⾨⾦賞第1位コンチェルト
A部⾨史上最年少⾦賞第1位。第13回⼤阪国際⾳楽コンクールファイナル第2位。第3回スタインウェイ・コンクールカテゴリーC 全国⼤会第1位。第70回全⽇本学⽣⾳楽コンクール中学⽣の部全国⼤会第2位。第9回安川加壽⼦記念コンクール本選⼊選。第18回東京⾳楽コンクール(1位・3位なし)本選⼊選。フランス・パリユネスコ⼤会議場また東京紀尾井ホール等で平和演奏活動を⾏い、毎年リサイタルを継続中。埼⽟会館にて東京交響楽団、東京⽂化会館にて東京フィルハーモニー交響楽団と共演ほか。藝⾼卒業後、現在東京藝術⼤学1年特待奨学⽣及びヤマハ⾳楽⽀援制度奨学⽣。

 

開催日

2021年12月28日(火)

開催場所

その他

早稲⽥奉仕園 スコットホール

〒169-8616 東京都新宿区⻄早稲⽥2-3-1
(お⾞でのご来場はご遠慮ください)
料金
⼀般 3,000円 学⽣ 2,000円