コンサートイベント

ショパンのもっとも愛した弟子、カール・フィルチュは14歳で早世した。彼の存在だけは知られていたが、その作品はまったく世に埋もれていた。ピアニスト萩原千代はルーマニアで発見されたフィルチュの作品を現地で研究。そして、CD、〜ショパンの愛弟子 若き天才作曲家〜 カール・フィルチュの世界〜を発表した。ルーマニアの国立オーケストラの指揮者、尾崎晋也氏を招き、カール・フィルチュの楽曲や背景のレクチャーとともに作品を鑑賞する。

イベント詳細

2017年11月12日(日)

開場 14:00 開演 14:30

曲目

アンダンテ 作品1−1
ノクターン 作品1−2
マズルカ
舟歌
ヴェニスの別れ

萩原 千代

ショパンの愛弟子 カール・フィルチュ(現ルーマニア領出身)の日本での第一人者として注目されているピアニスト。東京音楽大学卒業後、ルーマニア国立トゥルグ・ムレシェ交響楽団及び同国立ディヌ・リパッティ交響楽団などと共演を重ねる。ルーマニアでカール・フィルチュの作品に出会い、カール・フィルチュ研究の第一人者であるCsíky Boldizsár 氏に師事し、その作品を研究。2010年及び2012年、旧東京音楽大学・奏楽堂にてカール・フィルチュの日本初演作品を演奏するリサイタルを開催。音楽誌などで高く評価された。 2016年6月に日本初盤となるCD「ショパンの愛弟子 若き天才作曲家~カール・フィルチュの世界」を発表。そのCDはNHK FM「クラシックの迷宮・私の視聴室」、日本経済新聞文化面に大きく取り上げられた他、音楽雑誌などでも大きな話題になった。カール・フィルチュのCDは2017年4月、ビルボード・ジャパン・トップ・クラシカル・セールス1位を記録している。藤澤弥生、木村徹、尾崎晋也、吉田豊、Csíky Boldizsár 、Csíky Boldizsár  Jr.の各氏に師事。

尾崎 晋也

桐朋学園大学に学び、卒業後、渡米。ペンシルベニア州を拠点に演奏活動を始める。1993年、ルーマニアで行われたディヌ・ニクレスク国際指揮コンクールにて入賞。その後、ヨーロッパ各地にて指揮する。1994年以来現在まで、長きにわたってルーマニアの二つのオーケストラの常任指揮者を務め、同国音楽界の牽引役として活躍している。2005年1月、ルーマニア大統領から同国文化に大きく貢献して功績を認められ、芸術文化勲章を受賞。日本国からも外務大臣表彰を受けている。また豊富な経験と語学力を評価されてオランダ、アムロ銀行主催の経済界シンポジウムに招かれ講演、2015年にはTEDx Targu Mures(ルーマニア)、そしてTEDx Kagoshimaでも講演している。 執筆活動としては、エッセイ「笑うマエストロ-国立交響楽団の表と裏」が、さくら舎より出版されている。2016年、出身地鹿児島の観光大使「薩摩大使」を同県知事より委嘱された。 カール・フィルチュの作品をルーマニアで研究。萩原千代の演奏活動によりCDをプロデュースした。

お申し込み・お問い合わせ

ユーロピアノ東京本社ショールーム 担当:佐々木

Email: sasaki@euro-piano.co.jp

TEL: 03-3305-1211   FAX: 03-3305-9931

〒157-0061 東京都世田谷区北烏山9-2-1

開催日

2017年11月12日(日)

開催場所

その他

キユーピーホール(キユーピー株式会社本社ビル2F多目的ホール)
〒150-0002 東京都渋谷区1-4-13 渋谷董友ビル
JR渋谷駅より徒歩8分
料金
4,000円
未就学児の入場はご遠慮ください。