イベント
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内藤晃 公開レッスン&レクチャーコンサート
しっかり聴いてベートーヴェン ~キルンベルガーで覗くソナタの音風景~
第7回 ザ・ピアノ茶論 ゲスト:ルドルフ・マイスター教授
ルドルフ・マイスター教授 ピアノレッスン受講・聴講募集
第4回 マンスリー・レクチャーコンサート
樹原涼子と名器を巡る旅 第1回 ベヒシュタインで樹原作品を弾く・聴く・学ぶ
~ピアノランド25周年を前に、樹原涼子がピアノ文化発展のために贈る新シリーズ~
ピアノランドメソッドを通じて新しいピアノ教育を提唱して、いよいよ来年は25周年。
これまで、マスターコース、コード塾、勉強会を通じてたくさんの指導者のみなさんと勉強を重ねてきました。
近年は音楽之友社から出版したピアノ曲集の人気が高く、全国各地でその勉強会が開催されているのも嬉しい限りです。
25周年を前に、ピアノ文化の発展を願って、私には何ができるか考えて辿り着いたのが、「樹原涼子と名器を巡る旅」です。
自宅のピアノでいくらよい演奏ができても、ホールのピアノで実現できなければ何もならないのが、楽器を持ち運べないピアノ弾きの宿命です。それならば、素晴らしいピアノのあるところに出かけて行って、「選りすぐりの楽器から学ぶ」「そのピアノ専門の調律師さんから学ぶ」「そのピアノで実際に演奏する」という経験をしてもらったらどうかと、この企画を思い立ちました。
良い楽器は、私達に音楽の道案内をしてくれます。多くの方に、もっと本物のピアノの素晴らしさを知っていただき、”ピアノ”という楽器の可能性を極限まで活かした演奏ができるようになっていただけたら!また、樹原作品の演奏や解釈のセミナーをという声を多くいただいていましたが、この機会に沢山の方に樹原作品を演奏していただき、講評をお渡しする、というプランを考えました。
東京にある世界の一流メーカーのピアノサロンを約2年間で数カ所訪れ、ピアノ指導者、愛好家のみなさんにそれぞれのピアノの特徴を知っていただき、実際に「樹原作品を弾く・聴く・学ぶ」ことで、ピアノの歴史や文化を身近に感じ、日本人としていかにピアノ音楽を発展させていけばよいのかを考える場としていただけたらと願っています。
名器を巡る旅シリーズ第1弾は、ヨーロッパの三大ピアノのひとつである、ベヒシュタインのフルコンサートグランドの響きで、じっくりと樹原作品をお楽しみいただければ幸いです。
長浜恵子&ニコラ・デルタイユ デュオリサイタル
どこまでがドビュッシー?青柳いづみこレクチャーコンサート
作曲家の未完の作品を別の人間が完成させる「補筆完成」がクラシック界においてブームです。補筆完成自体はモーツァルトの「レクイエム」のように昔から行われていたのですが本人もしくは遺族の意思で弟子や協力者の手によって行われる場合はともかく、補筆者の裁量によって元の作曲者の作風とはかけ離れたものになってしまう場合があります。
一方「作曲者の手によって発表された楽譜が必ずしも作曲者の意図をすべて反映しているか?」というと、疑問の残る部分も出てきます。
青柳先生の新刊「どこまでがドビュッシー?」ではいくつかの補筆の背景や、作曲者による自作自演など、様々な角度から「ドビュッシーらしさ」にアプローチしています。今回は青柳先生と著書の中でもたびたび登場される作曲家でピアニストの高橋悠治さんと共に演奏を交えながら、対談していただきます。若き日のドビュッシーが4手連弾用に編曲したチャイコフスキー「白鳥の湖」など珍しい曲目もあります。ピアノはドビュッシーが愛用したと言われるベヒシュタインのフルコンサートです。講演後にはサイン会も予定しておりますので、ぜひご来場ください。