コンサートイベント

-10年越しの想いが名器ベヒシュタインによって解き放たれる-
稲岡千架『Rondos&Sonatas W.A.Mozart』発売記念コンサート

『マンハイム楽派』の様式に、ある時は意識的に身を投じ、ある時は意識的に距離を置きながら、新しい表現方法の可能性を模索した1777/78年の大旅行によって、モーツァルトの音楽話法は革新的な発展を遂げた。この発展は、KV309-311では明確に聴取れ、大ロンドイ短調においても多くの点で、その影響を認めることができよう。
 稲岡千架の持つ芸術家としての個性、モーツァルトの音楽スタイルとの好い相性、そしてマンハイムの音楽の伝統についての深い見識により、彼女はこのプログラムに理想的な表現者と言える。
マンハイム音楽芸術大学総長・教授 ルドルフ・マイスター 
~『Rondos&Sonatas W.A.Mozart』ライナーノーツより~

イベント詳細

-10年越しの想いが名器ベヒシュタインによって解き放たれる-

稲岡千架『Rondos&Sonatas W.A.Mozart』発売記念コンサート

2017年4月1日(土)

開演 15:00 開場 14:30

演奏 稲岡千架

クロストークwithCD制作担当調律師 加藤正人(ドイツピアノ製造マイスター)

≪演奏曲目≫ ※演奏曲目は当日変更となる場合があります

Rondo D-Dur KV.485
Rondo a-moll KV.511
Sonata D-Dur KV.311

【お申し込み・お問合わせ】

汐留ベヒシュタイン・サロン(火曜定休)

TEL 03-6432-4080

 

 

Profile

稲岡千架 Chika Inaoka

兵庫県生まれ。京都市立堀川高等学校音楽科、東京音楽大学ピアノ演奏家コース、マンハイム国立音楽芸術大学芸術家育成コース、ソリストコースをDAAD(ドイツ政府学術交流会)特別奨学生として最優秀で卒業。国家演奏家資格を授与される。マンハイム学内・モーツァルト・コンクール全部門総合優勝。バーデンヴュルテンベルク州政府新年会、ハイデルベルク音楽祭、モーツァルトガラコンサート等出演。SWRドイツ南西ラジオで放送される。ヒルデスハイム劇場オーケストラ、韓国室内オーケストラなどと共演。
モーツァルトの作品をライフワークとして取り組み、また現代の作曲家の作品も取り上げ、ピアノ協奏曲やソロの委嘱された作品も数多くある。モダンピアノだけでなく、フォルテピアノやクラヴィコードなどのピリオド楽器にも触れ、レクチャーや演奏会を行っている。ソロだけでなく、室内楽奏者としても積極的に活動している。
これまでに、ピアノを柳井修、大畑博貴、石附秀美、渡辺健二、Ok-Hi Lee、Rudolf Meisterに、室内楽をAndreas Pistrius、リート伴奏法をHeike-D.Allardt、各氏に師事。

 

開催日

2017年4月1日(土)

開催場所

汐留ベヒシュタイン・サロン 〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-2 グラディート汐留1F
料金
前売 2,000円
当日 2,500円