日時:11月13日(日) 14:00開演
会場:ニコニコ堂宮本店 ピエトラホール
入場料:無料(予約制)
仕様楽器:C.BECHSTEIN M/P192
演奏:岡本 知也(ピアニスト)
解説:加藤 正人(ドイツピアノ製造マイスター)
フレデリック・ショパンが活躍した19世紀前期・中期は、現代のピアノづくりに受け継がれる技術的・音楽的なレガシーを数多く生んだ、ピアノ産業にとっての重要なエポックでした。ショパンが生涯愛したピアノ「プレイエル」もその時代の中にあって後のピアノ芸術に受け継がれる重要なレガシーを残し、そしてC.ベヒシュタインも誕生しました。
ショパンの音楽とプレイエルの親密性、ベヒシュタインのピアノづくりの源流を探ると、現代のベヒシュタインピアノでショパン作品を表現(再現)することの意義が瞭然として見えてきます。プレイエルからベヒシュタインへ引き継がれる技術的DNAである響きの特徴、個性をショパンの作品から探るレクチャーコンサートです。
PROGRAM:
ショパン「舟歌」他
岡本知也 OKAMOTO Tomoya
国立音楽大学附属高校を経て同大学を卒業し、渡仏。パリ地方音楽院上級課程を卒業。帰国後、国立音楽大学大学院修士課程を修了。
ソロはもとより、アンサンブルピアニストとして内外の演奏家との共演を重ね、東京フィルハーモニー交響楽団には鍵盤楽器奏者として客演している。第10回神戸国際フルートコンクールでは公式伴奏者を務め、現在は東京藝術大学音楽学部管打楽科にて非常勤講師(伴奏助手)を務める。
第19回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門にて特選、第14回ブレストピアノ国際コンクールでは審査員満場一致の一等メダルを獲得。第34回霧島国際音楽祭賞受賞。第21回友愛ドイツ歌曲コンクールにて優秀共演者賞、第6回秋吉台音楽コンクール室内楽部門では第3位に入賞。永田純子、平澤一博、安藤丘、三木香代、イヴ・アンリ、練木繁夫の各氏に師事。
お申込み・お問合せ:
ニコニコ堂 大宮本店 TEL.048-642-0678
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