ドイツを拠点に活躍するスターピアニスト、張海鴎(ハイオウ・チャン)の日本初リサイタルが、このほど豊洲シビックセンターホールにて開催されました。
今回のリサイタルではハイオウ・チャンご本人の指名により、C. BECHSTEIN フルコンサートD-282を同ホールへ搬入し演奏いただきました。
この度2022年11月20(日)に収録された演奏動画が、12月1日(木)より下記有料サイトにてご視聴いただけます。
世界的ピアニストの日本デビューとなる貴重な演奏をぜひご覧ください。
<リサイタル概要>
Haiou Zhang(ハイオウ・チャン)ピアノリサイタル My 2020
2022年11月20日 会場 豊洲シビックセンターホール
主催 Musik Gemeinschaft Hannover TOKYO
協賛 (株)ベヒシュタイン・ジャパン、(株)キングインターナショナル
後援 ドイツ連邦共和国大使館
<プログラム>
L.v.Beethoven Klaviersonata Nr.21 C Dur Op.53
J.S Bach/Lipatti Schafe können sicher weiden BWV208
L.v.Beethoven Klaviersonata Nr.32 c moll Op.111
Ingo Laufs Corona Les Retrouvailles Vn. Keiko Yanagita
<ハイオウ・チャン>
1984年に中国のフフホトで生まれたハイオウ・チャンは、北京の中央音楽学院で学び、その後ハノーファー音楽演劇メディア大学でベルント・ゲツケ教授に師事しました。
数々のコンクールで成功を収めた後、2005/06年にブラウンシュヴァイククラシック音楽祭で演奏をしてキャリアをスタートさせ、それ以来、シュレースヴィヒホルシュタイン音楽祭、キッシンジャーソマーなどに出演。2010年、ニーダーザクセン州で自身の音楽祭、「ブクステフーデ/アルテスランド/ハーブルグ国際音楽祭」を設立し、主に若い聴衆を惹き付けました。さらに、ドナウエッシンゲンでのエーシュベルクホフクラシックコンサートシリーズの音楽監督に任命されています。
近年は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の大ホール、ハンブルク・エルプフィルハーモニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ニュルンベルク・マイスタージンガーハレ、エッセン・フィルハーモニーなど、ドイツを代表する会場で大規模なコンサートが開催されています。
2021年11月、ソロアルバム『私の2020年』で国際クラシック音楽賞にノミネートされました。また、トーマス・ファイ指揮ハイデルベルク交響楽団とのモーツァルトCDは、Netflixシリーズ「マネー・ハイスト」の公式サウンドトラックとして録音され、世界中で注目を集めています。