2021年1月26日(火)

2021年4月4日(日)『物語 Histoires』 (ALM) リリース記念 レクチャー・コンサート

青柳いづみこさんによるレクチャーコンサートが決定しました!
今回は、新作CDで共演の高橋悠治さんも出演されます。

~音楽になったおとぎばなし~
異国の風景や伝承にもとづくイベール『物語』と、それに影響を与えたドビュッシーの『子供の領分』。アンデルセン童話にもとづくシュミットの連弾曲『小さな眠りの精の一週間』と、影響を与えたラヴェル『マ・メール・ロア』。ベヒシュタインでつづる音楽物語。

■プログラム

<前半>青柳いづみこ ソロ演奏とレクチャー
【ドビュッシー『子供の領分』と イベール『物語』の比較】
「象の子守唄」と「金の亀を引く女」/「水晶の籠」
「人形へのセレナーデ」と「テーブルの下で」
「雪は踊っている」と「清水を売る女」

<後半>青柳いづみこ・高橋湯治 連弾とレクチャー
ラヴェル『マ・メール・ロア』より
眠れる森の美女へのパヴァーヌ
パゴダの女王レドロネット
美女と野獣の対話
シュミット『小さな眠りの精の1週間』より
ハツカネズミの結婚式
眠りの精の馬
不揃いなロンド
中国の傘

※3/11更新

■プロフィール

青柳いづみこ Izumiko Aoyagi (ピアニスト・文筆家)
安川加壽子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。国立マルセイユ音楽院主席卒業。東京藝術大学大学院博士課程修了。平成元年度芸術祭賞。演奏と執筆を兼ねる希有な存在として評価され、著作は30冊、CDは20枚を数える。15枚のCDが「レコード芸術」で特選盤となるほか、「翼のはえた指」で吉田秀和賞、「青柳瑞穂の生涯」で日本エッセイストクラブ賞、「6本指のゴルトベルク」で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事、大阪音大名誉教授。https://ondine-i.net/

高橋悠治 Yuji Takahashi(作曲家・ピアニスト)
柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに学ぶ。1960年代はクセナキス、ケージなどの現代音楽のピアニストとして活躍。1970年代は日本の前衛音楽誌『トランソニック』の編集。
1978-85年、アジアの抵抗歌を独自のアレンジで演奏する「水牛集団」に参加。現在は、ピアノでクラシックとフリー・ミュージックを演奏し、作曲し、執筆している。著書に「高橋悠治・コレクション1970年代」「音の静寂 静寂の音」(平凡社)、「きっかけの音楽」(みすず書房)などがある。http://www.suigyu.com/yuji/

■日時 2021 年 4月 4日(日)
[第1部]  開演13:00 開場12:30
[第2部]  開演16:00 開場15:30

■場所 汐留ベヒシュタイン・サロン

■チケット 前売3,000円 当日3,500円 全自由席 : 30席( 2部入替制 )

■お申込先 汐留ベヒシュタイン・サロン(火・水定休)
TEL:03-6432-4080、MAIL:salon@bechstein.co.jp