コンサートイベント

今年も夏フェスがやってきます。今回はキラキラ眩しい22人のピアニストによる1台4手〜2台12手まで、楽しく華やかなプログラムです。
ベヒシュタインの命が宿る沁み入る音色と共に、素敵な1日をお過ごしください!
有森博 (ピアニスト・東京藝術大学教授)

開場:各部開演時間の15分前

【第1部】11時00分開演
ハイドン:交響曲第94番ト長調「驚愕」Hob.I:94 (2台8手) 
演奏:岡田、佐伯、高倉、中村
ワーグナー:楽劇「ニュールンベルグのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲 (2台8手)
演奏:岡田、戸澤、中村、松岡
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲 (2台8手)
演奏:岡田、栗原、坂本、戸澤

【第2部】12時30分開演
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」(2台4手)
演奏:中澤、山本
プーランク:1台4手の為のソナタ 
演奏:有森、高倉
プーランク:エレジー(2台4手)
演奏:井関、小嶋
プーランク:カプリース(2台4手)
演奏:井関、小嶋
プーランク:シテール島への船出(2台4手)
演奏:小嶋、間世田
プーランク:2台4手の為のソナタ 
演奏:小林、佐伯

【第3部】14時00分開演
カプースチン:シンフォニエッタ(1台4手)
演奏:有森、山本
ジョプリン:メイプル・リーフ・ラグ(2台4手)
演奏:岩本、上田
ABBA GOLD(2台8手)演奏:伊達、坂本、濵田、間世田 
ボルコム:「エデンの庭」より蛇のキス (2台4手) 
演奏:上田、岩本
ローゼンブラット:日本の主題によるファンタジー (2台8手) 
演奏:岩本、上田、小林、濵田

【第4部】15時30分開演
サン=サーンス:ベートーヴェンの主題による変奏曲変ホ長調作品35(2台4手)
演奏:岡田、菅原
サン=サーンス:動物の謝肉祭より「序奏とライオンの行進」、「フィナーレ」(2台12手)
演奏:岡田、栗原、坂本、菅原、高倉、松岡
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調作品78「オルガン付き」(2台8手) 
演奏:有森、小嶋、伊達、中山

【第5部】17時00分開演
ベートーヴェン:献堂式序曲作品124(2台8手) 
演奏:栗原、坂本、澤辺、戸澤
ベートーヴェン:劇音楽「シュテファン王」作品117より序曲(2台8手)
演奏:栗原、小林、澤辺、戸澤
ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92 (2台8手) 
演奏:有森、伊達、中山、間世田

18時00分終演予定

■出演者■
有森博、井関花、岩本きよら、上田智子、岡田芳樹、栗原良介、小嶋早恵、
小林小百合、佐伯日菜子、坂本郁生、澤辺明音、菅原琉聖、高倉圭吾、伊達広輝、
戸澤正宇、中澤真唯、中村絢音、中山瞳、濵田眞子、間世田采伽、松岡咲希、山本悠流

主催:ピロシキ会
協賛:㈱ベヒシュタイン・ジャパン



イベント詳細

チケット予約先:pirosikiclub@gmail.com

 

【プロフィール】
有森博(ありもりひろし)
1992年東京藝術大学大学院修士課程修了。1990年第12回ショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞。1991年岡山県芸術顕彰を受賞。1992年第 5回シドニー国際ピアノコンクール第4位。1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門入賞。1996年から2000年にかけてラフマニノフのピアノ作品全曲演奏会を成し遂げ、2001年にはプロコフィエフのピアノソナタ全曲演奏会を成功させ、ロシア音楽のエキスパートとして高い評価を受ける。1995年、2001年に小澤征爾指揮新日本フィルと協演、内外のオーケストラと協演を重ね、2004年には小澤征爾 指揮サイトウキネンオーケストラのメンバーとしてヨーロッパ6カ国ツアー及び日本公演に参加。 ソロアルバムで19枚のCDをリリース。東京藝術大学音楽学部教授。大阪音楽大学特任教授。 公式ホームページURL arimori.info/

井関花(いせきはな)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校在学中にパリ•エコールノルマル音楽院奨学生として留学、東京藝術大学音楽学部ピアノ専攻を卒業、同大学別科修了。在学中、角野裕、ジャン=マルク•ルイサダ、有森博、萩原麻未の各氏に師事。PTNAピアノコンペティション全国大会E級金賞。全日本学生音楽コンクール全国大会第2位。京都フランス音楽アカデミーにてJeuneTalent賞/スカラシップ賞を受賞。現在、白百合学園中学高等学校音楽科講師。

岩本きよら(いわもときよら)
兵庫県立西宮高校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。卒業後オーストリアにてソロリサイタルを開催。オーケストラと共演。イタリア各地で演奏し好評を博す。CD「ボルトキエヴィチの世界」にて知られざるロシア人作曲家の作品を紹介し、レコード芸術誌準推薦盤に選出。NHK-FM放送「リサイタル・ノヴァ」にボルトキエヴィチを中心としたロシアプログラムにて出演。現在「きよらPIANO教室」を主宰。

上田智子(うえだともこ)
兵庫県立西宮高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。卒業時に同声会賞を受賞。同声会新人演奏会、ヤマハ音大フェスティバル2010に出演。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。修了時、ピアノ演奏優秀者によるジョイントリサイタルの出演者に選出される。現在は首都圏や関西を中心に演奏活動を重ね、後進の指導にも積極的にあたっている。全日本ピアノ指導者協会指導会員。指導者賞を受賞。

岡田芳樹(おかだよしき)
4歳よりヤマハ音楽教室に在籍。43回全国町田ピアノコンクールC部門第1位・町田市長賞受賞。第32回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門小学校中学年の部最優秀賞・中田喜直賞・神奈川トヨタ賞受賞。第41、42回ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会C級銀賞・D級ベスト賞受賞。これまでに、池長理恵、菅原望、有森博の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部1年在学中。

栗原良介(くりはらりょうすけ)
埼玉県出身、2004年生まれ。第26回ヤングアーチストピアノコンクールD部門銅賞(最高位)。第30回彩の国・埼玉ピアノコンクールE部門金賞。併せて埼玉新聞社賞、ヤマハ賞を受賞。これまでにピアノを上野真実、吉田友昭、弓削田優子、有森博の各氏に師事。ソルフェージュを田尻桂、高橋裕の各氏に師事。埼玉県立大宮光陵高等学校音楽科を経て、東京藝術大学2年在学中。

小嶋早恵(こじまさなえ)
1位。併せて三宅賞、井口賞、野村賞、河合賞、アルゲリッチ芸術振興財団賞受賞。2022年東京藝術大学を首席卒業。学内にて安宅賞、アカンサス音楽賞、藝大クラヴィーア賞、同声会賞、2020年度宮田亮平奨学金、2022年度三菱地所賞受賞。現在、同大学大学院修士課程年在籍中。ピアノを有森博氏、浦壁信二氏に師事。23’一般社団法人福島育英会、24’ロームミュージックファンデーション奨学生。

小林小百合(こばやしさゆり)
ピティナ・ピアノコンペティションA2,A1,B,D, E級にて全国大会銅賞、ベスト賞に加え、大阪府知事賞、JEUJIA賞、読売賞など多くの賞を受賞。東京国際ピアノコンクール第 3位。京都堀川音楽高校をピアノ科首位の成績で卒業。東京藝術大学を経て、同大学院修士課程を修了。これまでにピアノを長谷川千花、渡部由記子、クラウディオ・ソアレス、甲斐環、松井和代、岡原慎也、沼光絵理佳、有森博の各氏に師事。現在、京都堀川音楽高校非常勤講師。

佐伯日菜子(さえきひなこ)
茨城県出身。東京藝術大学にて藝大クラヴィーア賞、同声会賞を受賞し、現在同大学大学院修士課程に在籍。藝大フィルハーモニア管弦楽団、イ・ソリスティ・イバラキ室内合奏団とピアノ協奏曲を共演。2022年第48回茨城県新人演奏会にて茨城県新人賞、常陽藝文音楽賞を受賞し、第17回藝文フレッシュコンサートに出演。これまでに堀陽子、山田富士子、長瀬賢弘の各氏に、現在有森博氏に師事。

坂本郁生(さかもといくお)
熊本県出身。2003年生まれ。4歳からピアノ を始める。第54回熊日学生音楽コンクール ピアノ部門高校生の部最優秀賞。第28回宮日 音楽コンクールピアノ部門高校最優秀賞。 第24回ショパン国際ピアノコンクールin Asia大学生部門全国大会金賞。アジア大会銅賞。これまでに、宮下むつみ氏、吉岡菜月氏、智内威雄氏に師事。熊本県立第二高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科1年在学中。有森博氏に師事。

澤辺明音(さわべあかね)
第5回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール高校生部門第1位。デザインKジュニア&学生国際音楽コンクール2015ピアノ部門一般の部第2位。第14回セシリア国際音楽コンクールリサイタル部門第1位。東京藝術大学附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部を卒業、同大学院修士課程を修了。これまでに上仲典子、深澤亮子、有森博の各氏に、フォルテピアノを小倉貴久子氏に師事。神奈川県立弥栄高等学校音楽科非常勤講師。

菅原琉聖(すがわらりゅうせい)
北海道出身。ショパン国際ピアノコンクールin ASIAコンチェルトAB部門金賞及びコンチェルト賞、高校生部門金賞。全日本学生音楽コンクールピアノ部門高校生の部第3位。ピティナ・ピアノコンペティションD級、E級、F級、Pre特級ベスト賞。群馬国際音楽コンクール回E部門第1位及び登利平賞。ラフマニノフ国際ピアノコンクールJapanF部門第1位。全日本ピアノコンクールE部門第3位。

高倉圭吾(たかくらけいご)
第5回野島稔よこすかピアノコンクール2位。第15回G.Pecar国際ピアノコンクール1位。Les Musicales du Centre即興部門1位。第90回日本音楽コンクール3位。パリ国立高等音楽院ピアノ科、パリ地方音楽院室内楽科を経て、東京藝術大学大学院修士課程修了。これまでに室内楽をTrio Wanderer、F. Salque、迫昭嘉、河野文昭の各氏に、ピアノを佐藤睦美、橘高昌男、植田克己、上田晴子、F. Braley、有森博の各氏に師事。現在、東京藝術大学非常勤講師。

伊達広輝(だてこうき)
2000年生まれ。兵庫県立西宮高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を経て、現在同大学大学院音楽研究科器楽専攻ピアノ研究分野に在籍中。 ’20年、学内にて藝大クラヴィーア賞、’22年、藝大クラヴィーア賞、アカンサス音楽賞、同声会賞受賞。 これまでにエウフォニカ管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。

戸澤正宇(とざわまさたか)
2002年千葉県木更津市生まれ。3歳半でヴァイオリン、4歳でピアノを始める。これまでにヴァイオリンを御木マドカ氏に師事。作曲を故小島佳男、西尾洋の各氏に師事。ピアノを飯田陽子、秦はるひ、佐藤俊、後藤康孝、𠮷永哲道、沼田宏行、有森博の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ専攻を経て、現在東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻に在籍。

中澤真唯(なかざわまい)
2022年いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞受賞。第4回ShigeruKawai国際ピアノコンクールセミファイナリスト。第25回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAコンチェルトC部門全国大会金賞、アジア大会金賞、併せてコンチェルト賞受賞。学内にて藝大クラヴィーア賞を受賞し、モーニングコンサートにて、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。現在有森博、鈴木弘尚の両氏に師事。現在東京藝術大学4年次在学中。2024年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。

中村絢音(なかむらあやね)
2003年、福島県いわき市生まれ。5歳でピアノを始める。始めたばかりの頃は、アシュケナージの演奏に感銘を受けて、今もショパンは自分の中で特別な存在である。これまでに、丹治怜美氏、長瀬賢弘氏、現在有森博氏に師事。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部3年在籍中。

中山瞳(なかやまひとみ)
東京藝術大学を卒業後、ウィーン国立音楽大学室内楽科にて研鑽を積む。帰国後、東京芸術大学大学院修士課程を修了し、修了時に大学院アカンサス賞及び芸大クラヴィーア賞を受賞。第21回ヨハネス・ブラームス国際音楽コンクール ピアノ部門第2位、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール 2019 in Tokyo 第2位を受賞。現在はソロ、室内楽、声楽伴奏など幅広い演奏活動や、後進の指導に当たっている。

濵田眞子(はまだまこ)
鹿児島県出身。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了。これまでにピアノを有森博、池川礼子、桃坂寛子各氏に師事。現在、SuminoPiano Academyピアノ講師、K音楽教室ピアノ講師、鹿児島県文化振興財団アーティストバンク登録アーティスト。ソロや伴奏、アンサンブルなどの演奏活動をする他、コンクール課題曲の動画投稿や、審査員、後進の指導も積極的におこなっている。

間世田采伽(ませだあやか)
宮崎県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部器楽科を卒業、同大学院修士課程修了。学部卒業時に藝大クラヴィーア賞、アカンサス音楽賞、同声会賞、修士課程修了時に藝大クラヴィーア賞、大学院アカンサス賞を受賞。現在同大学大学院音楽研究科博士後期課程に在学。ピアノを有森博氏に師事。

松岡咲希(まつおかさき)
2005年生まれ。第5回日本室内楽ピアノコンクール高校生部門第2位(最高位)併せてFIERTÉ賞受賞。NHK交響楽団と共演。他多数コンクールにて入賞。これまでに渡部由記子、角野美智子、吉田友昭、浜野与志男、山崎紫乃、有森博の各氏に師事。上野学園高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科1年在学中。

山本悠流(やまもとゆうり)
浜松国際ピアノアカデミーコンクールにてモストプロミッシングアーティスト賞、大阪国際音楽コンクール・リサイタル部門にて第2位、ソナタコンクール・全楽章部門にて金賞、ショパン国際ピアノコンクールinASIAにて高校生部門金賞、コンチェルトC部門銀賞、プロフェッショナル部門銅賞を受賞。これまでにドナウ交響楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。現在、東京藝術大学院修士課程に在籍中、有森博氏に師事。

 

 

開催日

2024年8月4日(日)

開催場所

ベヒシュタイン・セントラム 東京

〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビルB1F
◆東京メトロ/ 都営地下鉄 日比谷駅 A9出口直結◆JR有楽町駅 日比谷口 徒歩5分
料金
入場料:各部1,000円 通し券3,000円