2012年2月29日(水)
流石聞こえてくる響きがいいね~
先日、コンスタンチン・リフシッツと樫本大進の両氏がコンサートのProbeにユーロピアノ八王子工房にやってきた。
リフシッツ氏が紀尾井ホールでのリサイタルに、ベヒシュタインを使うかどうかの確認の試弾だけに八王子まで時間を割くのはもったいない、と言う事で今回の来日コンサートツアーのデュオのリハーサルを兼ねてお二人で来社された。
しかし、調律キャビンの中での彼らの集中力は凄かった。
一日中八王子工房には彼らの生み出す素敵な音楽の会話が鳴り響いた。
コンスタンチン・リフシッツはバッハのフーガの技法 (Die Kunst der Fuge) をベヒシュタインで録音している。今回のリサイタルはフーガの技法を演目にしているのでベヒシュタインの使用をオファーしてみた。
2012年3月15日(木) 19時開演 紀尾井ホールでのリサイタルにベヒシュタインD-282を運ぶ事になった。
ベヒシュタインが彼のポリフォニーの編み上げを、ホールの中でどう手伝う事ができるか楽しみだ。