2020年5月24日(日)

待望

待ちに待ったCDが届きました。音楽に熱い情熱を持ったエネルギー溢れる稲岡千架さんのCDです。 本当はドイツに録音に行った時にいろんな人にこの取り組みについて詳しくご紹介をしたかったんですが、録音エンジニアの小坂浩徳さんの… 続きを読む

2019年9月5日(木)

採録

ドイツバイエルン州のとある場所にピアニスト稲岡千架さんのMozart作品の録音の為、ベヒシュタイン D-282 を本社の協力で入れてもらい、全体スケジュールの折り返し点が昨日過ぎた。今回は私のドイツでの始めての録音になる… 続きを読む

2019年4月21日(日)

対話

私は古典からロマンの楽曲を特に好んで聴く。 バロックや近現代が嫌いというわけでは全くなく、古典からロマンの音楽の中にある、異なった声部の対話に魅力を感じる場面が多いからだ。 主役である主旋律にまずは注意が向くが、主旋律に… 続きを読む

2019年1月2日(水)

社名

名は体を表すというが、今年から社名がベヒシュタイン・ジャパンとなった。 取扱品目の中心にはベヒシュタインがあったが、南ドイツのザウター、フランスのラモー (後にプレイエル)、イタリアのフルシュタイン、ドイツ ノイペルトと… 続きを読む

2018年2月22日(木)

映画

本を読んだ物が映画化された場合、ガッカリすることもあれば、概ね同じような感動だったりするのが私の場合の通常だ。 本は想像が自由なので、ストーリーの情景は、かなり自分の価値観に着色され、いい感じのシーンが心の中に広がる。大… 続きを読む

2018年1月27日(土)

感銘

多くの音色の点が空間に置かれ、それぞれに色彩の強弱がつくと絵画のような立体が空間に浮かび上がるような錯覚を受ける。立体的な響きの造形を空間に創造する工夫を、ドビュッシーは彼の作曲技法の中でしていたんだな、とスピーカーから… 続きを読む

2018年1月24日(水)

自作

こだわりには色々あるが、楽譜の解釈に徹底的にこだわっていらっしゃっる国立市のH先生のこだわりは、ピアノ以外にも幾つかお持ちになっていらっしゃる。 オーディオの趣味も、そのこだわりの一つに一つにしていらっしゃる。 お互いの… 続きを読む

2018年1月2日(火)

新年

年が変わるのを五感で感じるため、子供の頃、大晦日に行っていた、鐘撞をここのところすることにしている。 実家のある多治見市には永保寺という臨済宗南禅寺派の寺院がある。実家は、この永保寺を守る寺の一つ徳林院の檀家になるので、… 続きを読む

2017年12月23日(土)

邂逅

11月29日 Victor Entertainment よりリリースされた矢野顕子さんのCDにベヒシュタインを使用いただいた。 録音エンジニアの吉野金次氏の 「彼女の声にはベヒシュタインがあっている」 という推薦があり、… 続きを読む

2017年12月15日(金)

継続

工房コンサートは、その名の通り工房でのコンサート。 通常のステージでは憚られるが、でもやってみたいな、と普段思っていることに切り込み、自由にピアノ演奏表現の可能性にチャレンジした。 キャラクターの違うピアノを組み合わせた… 続きを読む