小出郷文化会館式典

2007年2月25日(日)
96年にベヒシュタインのフルコンサートピアノENを納品させていただいた事から、毎年3月頃、ドイツ・マーンハイム音大学長 ルドルフ・マイスター教授のピアノレッスン合宿の企画運営をさせていただくことになり、以来、ピアノの保守点検以外で、行事制作の場でもおつきあいをさせていただいている「小出郷文化会館」が、その地域社会に於ける様々な創作活動が高く評価され、この度、総務大臣表彰を受賞された。

今日はその受賞記念と魚沼市小出郷文化会館10周年記念ということで、魚沼市で式典があり参加させていただいた。

ここのホールは、行事を買って予算を消化し公演をする、という事をしていない。
行事を地域に根付かせるよう、自分たちの力で創作している。

今までの歩みをスライドで放映されたが、良い意味で自分が学生の頃経験した学園祭(北辰祭→芸術祭)の思い出とかぶりながら見入ってしまった。
数年前の中越地震もあり、地域の中での文化会館の存在は、意識的な核へと、更に強くなったのではないかとも感じた。

この会館で行われるR. マイスター先生のレッスン合宿でもいつも感じる事だが、人が留まり、意見を交換し合っていると、独特なエネルギーがわいてくる。
文化や芸術は、意見の交流のある所からこそ生まれるという事を、そういった瞬間に出会うと確信してしまう。

買った物を見るのも良いが、創作する事に携われば頭を使わなくては行けない。工夫をしなければならない。
ならば、創作者は多い方が良い。意見を出し工夫に参加すれば、参加者にとって、作品と制作に参加した時間は、ただ買った出来上がりの作品観賞をはるかに超える存在と意義になる。

小出郷文化会館 桜井俊幸館長の今日の式典の締めの挨拶の中で述べられた、企画運営委員長 庭山昌明医師の言葉に、感じ入るものがあったので紹介したい:

(途中から)
熱情には限界がない。ならば、その工夫にもまた、際限はないはずである。
私たちは宣言しよう。
ここで立ち止まることなく、これからも挑戦し続けることを。神ではない私たちには、自分の限界などわからない。もし限界があるなら、挑み続ける事でその限界を押し広げたいとすら願う。人間の創造と工夫は無限である。魚沼には、まだまだはかり知れない大きな可能性が秘められている。私はそのことだけは確信している。そしていつの日か「10年目の頃が最も低迷してした時期だったね」と笑いながら言える未来を作りたいと願う。おごることなく、あきらめず、そのための努力を、これから始めよう。
記念誌の表題の「創意無限」とは、10年の通過点に設置する私たちの道標であり、灯火である。
過去を明らかにし、未来を照らすための。

Koidego 10th Party

10周年おめでとうございます。文化会館と言う「御地域の作品の」益々の発展を心からお祈り申し上げます。

 

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