「バラード」という名のワイン 
サロンでの出来事から思うことVol.10

2023年2月22日(水)

 

今日2月22日はF.ショパンの誕生日と言われています(諸説あります)。

「ノクターン」、「ソナタ」、「バラード」と聞くと、ピアノ好きの方であればおそらく「ショパン」というワードが連想されるのではないでしょうか? しかし今回はワインです。

同僚の知人から「バラード」という名のワインをいただきました。ブルガリアのトラキア地方でポーランド人がショパンを聴かせて熟成させたという赤ワイン。先日の「世界ふしぎ発見」でもブルガリアのワインが取り上げられていたのを見て、すごいタイミングだなぁと思いました。

口に運ぶその瞬間、すぐに豊潤なブドウの香りが漂い、口に含むとすごくしっかりとした濃いブドウが飛び散るという感覚。思わず「うまい」と。渋みもほどよくあり、飲み終えた後にも幸福感がありました。

ショパンの音楽を聴きながらと思っていましたが、そこは技術部の作業場、調律や調整をしている音がしていました。ショパンのバラードは4曲、どれもが有名、1番は映画でも使われますし、4番はショパンの中で最も難しい曲(諸説あり)とされています。物語にちなんでショパンが音で表現した曲なので、思い思いにこのメロディは・・・とイメージを膨らませてみては?

リスト、フォーレなども同名の曲を書いていますので、聞き比べも面白いかもしれません。ちなみに現在「バラード」ワインは品切れ状態とのこと。

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