165 Jahre C.Bechstein 7

2018年10月3日(水)

研修は3日目、午前は前日の硬化剤を入れた箇所のチェック、そして直しをもう一度して、ファイリング。やすりを長く使いきるのはグランドと同じ、ハンマーの横の針の跡を何回も消す作業をしていました。(見た目が大きいですが、無い方がもちろんきれいに見えます)

Annaさんは午後は用があるとのことで、午後は上前田さんの整音研修コースに合流。ファイリングが自分は苦手というのを再確認しました。どうしてもやすりを短くつかってしまう。削れたフェルトが「Knoedel(団子)にならないように!」とAnnaさんには注意されっぱなしでした。

そして午後4時ごろ、急にショールームスペースに皆呼び出され、何事か?と思っていたら、研修修了の認定式でした。名前を呼ばれ、修了証をもらい記念撮影。モチベーションが上がってきます。鼻血も忘れて。

そして、翌日の工場見学ツアー、店舗でのワークショップのデモが終わると、いよいよレセプションです。工場敷地内に大きなテントが張られ、皆吸い込まれていきます。

テントの中はこんな感じです。机がずらりと並び、約500人が招待されていると聞きました。ビールなどでのどを潤していると、

先の社長、ベヒシュタイン中興の祖、Karl Schulze氏のかっこいいいお話し。会場も盛り上がりました。

そしてベヒシュタイン基金(財団)の奨学生らの演奏が。彼女はTabea Streicherという名前。ピアノ史では超有名な姓ですね。何かの縁でしょうか?

そして満を持して現社長のStefan Freymuth氏が将来のベヒシュタイン像を語りました。その後全員で!屋外で写真を撮り(もしかしたらカレンダーか何かで使うかもしれません)、ビュッフェ形式の会食。そして何人かの祝辞が述べられた後、ついにWintergartenの”Take it easy!”が始まりました。