独眼流ブログNo.16 日馬富士問題

2018年2月17日(土)

もうずいぶん書いていませんでした。社内外の身近な問題の処理に追われ、時間が過ぎました。

時々初めてお会いする方が、私の名刺をご覧になって、“ブログを書かれているのですね!”とおっしゃられるので、恐縮してしまいます。

 

さて今回は<大相撲の日馬富士問題>です。

日馬富士と貴の岩が普段は非常に仲が良い、という話を聞いて、すぐ思い出したのは、「勧進帳」の安宅の関での“弁慶と義経と富樫左衛門”の歌舞伎です。

白鵬は、言わずと知れた富樫左衛門です。

日馬富士は、横綱とはいえ、白鵬を目指してモンゴルを後にしました。同じ横綱でも身分ははるかに上で尊敬すべき“上司/兄貴”です。その前で、自分の親しい弟子が失礼な態度を取った。それに我慢がならず、白鵬の許しを乞うために弁慶の如く、かわいい「貴ノ岩」を執拗に殴った、という事なのです。義経(貴の岩)はかろうじて許された。

平泉で、弁慶が最後まで、弓矢を500本受けて義経を守った如く、やはり今回も日馬富士は“悲劇の主人公”になってしまいました。

 

出来れば、日馬富士の今後を応援したいと思います。独眼流