第3回ノアンフェスティバルショパン ピアノコンクール:第2回受賞者レポート①

2019年12月3日(火)

コンクール参加申し込みが後10日ほどとなりましたが、ここで第2回当コンクールでノアン賞を受賞された津金澤広大さんのレポートを写真も添えて、ご紹介いたします!

 

体験レポート:2018年ノアン賞受賞 2019年7月ノアンフェスティバル参加 津金澤広大さん

先生から「こんなコンクールがあるよ」とたまたま提案して頂いたこのコンクールでしたが、結果的に自分にとって素晴らしい体験へと繋がりました。

ノアンはとてものどかで、現地の人も皆笑顔で接してくれる気温も気持ちも暖かかい場所でした。普段の自分の日本でのピアノといえば、都会にある音大に通い、近郊にある自宅で練習してという様な忙しさに追われるものばかりでしたが、今回の様なのどかな場所で伸び伸びとピアノを弾くのは初めてで、今まで知らなかった音楽の良さを沢山知ることができました。

アンリ先生はマスタークラスで生徒とのコミュニケーションを大事にしてくださり、わからないところも丁寧にわかるまで教えてくださり、レッスンは安心感がありました。毎回お客さんの反応もとても良く、4回のレッスンはいつも楽しかったです。

コンサートも細かいものを含めると全部で4回ありました。お客さんは皆自分の音楽をよく聴いてくれており、演奏が終わった後は信じられないくらい!大きな拍手をくれました。人前で演奏するのが楽しいと、恐らく初めて感じました。

このフェスティバル参加のきっかけはなにげないことだったのですが、結果的に自分にとって特別なものになりました。

今回、何から何まで手助けしてくださった大倉さん、とっても優しかったもう2人のメンバー、アンリ先生、フランスでの聴衆、このコンクールを企画してくださったベヒシュタイン・ジャパンの方々、その他このフェスティバル参加を支えて下さった人達の助けで素晴らしい体験をすることができました。皆さんに感謝を伝えたいです。もしこれからこのコンクールを受ける方は、フェスティバル参加の機会が得られれば、間違いなく特別な体験へと繋がると思います!

 

 

写真提供:大倉 景子

次回はショパンナイト賞の受賞レポートをお送りいたします。

お楽しみに!