2020年10月17日(土)
以前のブログに書いたかもしれない、しかしこれからの時期どうしても聴きたくなる音楽なのでは?と思い書きます。今年は新型コロナウィルス感染感染拡大の影響で、様々な催しものが中止、延期に追い込まれている。日本では年末の恒例となっている「第九」演奏もその例にもれず、できないところが多いのでは?
しかしすっかり日本人の耳に馴染んだ「第九」のメロディ。しかも生誕250年の記念イヤー、やはり聞きたい!
という方には、このリスト編曲のピアノバージョンをカツァリスの爆演で解決。(したいと思います)
このシリーズの第1,2,3番はベヒシュタインでの録音ですが、この9番はMark Allenという聞きなれないピアノを使用。調べると、ニューヨークスタインウェイのような外観だが、あまり出回っていないようです。わざわざこの録音のために作られたようなことがジャケットのデータにはありますが、結構硬めの音質。
オーケストラ部分だけでも大変なのですが、声楽が加わるこの「第九」、やはり4楽章が非常にスリリング。2本の腕でよくここまで!と驚くよりあきれるくらいのバカテク。カツァリスもすごいが、それ以上にリストのすごさを知ることにもなります。音源はCD買わなくてもネットにアップされていますので、ぜひ聞いてみてください。