2016年8月24日(水)
先月半ばにドイツ滞在時の先輩技術者が開いた白山工房を家族で訪問しました。
前回はちょうど3年前、工房を構える直前に自分だけで訪問したのですが、今回は楽器の数も増えていて、順調に動き出しているのを感じました。
最近クラヴィコードという歴史の長い楽器が注目されてきて、ピアノと同じ弦を打つ構造から、その奏法がピアノにも生かすことができると購入も増えてきています。ノイペルト社のクラヴィコード、今回はWebung奏法(ヴィヴラートをかける)も試してきました。そして前回よりも少しはましに自分では弾けたような気がしました。
2段のフレンチからスピネットまでチェンバロの用意もあるので、いろいろな形態の催しに使用できるのではないかと思います。
最初は耳がその音量に慣れませんが、次第にかすかな変化にも耳が対応して、その世界に入っていく感じがしました。夜でも気兼ねなく弾けるので、ちょっと高いかもしれませんがほしくなってくる楽器です。
白山からの水で日本酒作りも盛んなため、有名な酒蔵も訪問し2本購入。マイナスイオンがいっぱいの滝(前日の雨で増水していました)も見学し満足な訪問となりました。