ベヒシュタイン製のハンマーヘッド

2016年3月6日(日)

「Piano news」のスペシャルエディションで、ベヒシュタインがハンマーヘッドを自社で作っているというニュースが取り上げられています。全文はベヒシュタインのFacebookからPDFでダウンロードできます。ご興味のある方は読んでみてください。(英語版)

“ベヒシュタインのハンマーヘッド(PDF)”

ドイツはじめヨーロッパにはハンマーヘッドを作るメーカーがいくつもあります。有名なのはレンナー、アーベルなどでしょうか。日本にも今出川と言うメーカーがあり、以前ブログで紹介しました。
そのもととなるフェルトはご存知のとおり、羊毛からできていて、人間が作り出した最古の生地だそうです。羊毛の質は自然環境に左右されるので、高い所でその品質を維持するのはすごく大変です。牧草から育てているフェルトメーカーもあると聞きます。

そのハンマーヘッドの品質を自社で管理したいということで、ベヒシュタインはドイツ・ザイフェナースドルフ工場内にハンマーヘッド製造部門を作りました。今後ベヒシュタインにとりつけられるハンマーヘッドはベヒシュタイン製になっていくと思います。