ミシェル・ダルベルト ベヒシュタインを弾く 

2018年10月16日(火)

ミシェル・ダルベルトはここのところベヒシュタインを使用してのコンサート、CDがいくつか出ています。(フォーレの室内楽やソロ演奏)そこで過去の演奏もちょっと聞いてみようとリスト曲集を。

他社のピアノを使用しているのですが、その多彩な音色、ダイナミクスレンジの大きさに驚きました。「愛の夢」の1番、2番はあまり聞かないのですが、聞くと3番がいかに良い出来であるかがわかります。(どれも雰囲気は似通っていますが)

さらにシューベルトの「3つのピアノ曲D.946」やモーツァルトも聞いてみます。ドイツものもすごく得意なのがわかります。そのダルベルト、今度日本でもベヒシュタインを使うとのこと。楽しみであります。日本ではショパン、フランク、ドビュッシーとフランスにゆかりのある音楽を弾くようです。どのような響きがするのでしょうか?

 

さて、この前から少し読み始めた「ビューローの手紙」、いきなり1859年の12月の手紙から「来年の1月のリサイタルではベヒシュタインを使いたい」との記述が。創業間もないベヒシュタインを信頼している様子がうかがえました。読み進めていこうと思いました!(しかしかなりの分量です)