ドイツ再統一より30年 

2020年10月4日(日)

 

東西ドイツが再統一して昨日で30年との新聞の見出し。「ついこの前20年とか思っていたのに」と時の流れの速さに驚いています。1989年の東西雪解けの大きな流れの中で、ベルリンの壁が壊れたのは衝撃的だった。同時期の湾岸戦争といい、ソ連のクーデタ―といい、メディアが発生と同時に世界中に報じる、まるで映画のワンシーンを家で見ている、不思議な感覚だった。

ドイツとの関わりは、「ドイツがこの先来る!」とよくわからない確信がその時芽生え、またクラシック音楽が好きになっていた頃だったので、「ドイツ語」やってみるか?、という自分の中では自然な流れでもあった。

大学でドイツ語、ドイツ史を学び、そして今ではそのドイツ製のピアノを主に扱う仕事に就いている。何度かドイツにも行った。少し住んだこともある。今後も常に興味を持ってみていく対象だと思っている。

さて、そんなドイツ再統一の前、壁の崩壊直後のベルリンフィルの演奏が記録されたCD。今も精力的に活動しているバレンボイムが弾き振りしたベートーヴェン。熱気あふれる演奏である。旧東ベルリンの市民は無料で招待されたとか。

通路に座っている人もいる。今では考えられない光景だ。(ピアノはまあスタインウェイだが)今年はベートーヴェンの記念イヤーだが、なかなか大掛かりなイベントは難しい。年末恒例の「第9」もどうなるのだろうか。家でじっくり名演を聞くのもいいと思う。バーンスタインの「歓喜」を「自由」に言い換えた「第9」もある。それは東西ドイツの混合オケだったと記憶している。30年の時間に思いをはせてみる。

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