2007年10月2日(火)
今年は、フォルテピアノ関係の仕事が多い感じだ。。。
「横浜みなとみらい」で、セビリアの理髪師のレスタティーボで使っていただいたり、RosenbergerやPleyelを使用したピアノの歴史レクチャーコンサートの仕事もあったし、少し先に、サントリーで行われる、モーツアルト オペラ、ダ・ポンテの三部作の皮切りのコシファントゥッテのレスタティーボにも使っていただく予定。
先週末、いつもお世話になっている所沢の藤田先生夫妻のリサイタルが、新潟市のりゅーとぴあであった。
藤田先生は、戦前のベヒシュタインをご自宅におもちになっていて、その、調整をお願いされた事がおつきあいのきっかけになった。
昔のSPとかの復刻CDを聴くと、今耳にするピアノとは少し違う響きだということを感じるが、これは録音の問題ではなく楽器の音の違いだ、と言う事が、当時の楽器を弾いてみると判る。
ご主人が声楽で、奥様が伴奏をなさるのだが、歌曲と伴奏ピアノの響きのアンサンブルの感じが、ピアノによって違ってくるのが魅力的なコンサートだった。