理解

2010年1月24日(日)

雪のニュースは、僕に新潟県魚沼市の小出郷文化会館で行われる、ルドルフ・マイスター教授のピアノレッスン合宿の時期が近づいた事を知らせる。

ベヒシュタインを同ホールに納品させていただいた時、より有効にベヒシュタインを使っていただく為に、ドイツからピアノの先生を招聘し、質の高いピアノ音楽を創作するレッスンを、ピアノを勉強される人や、ピアノ音楽を好きな人たちに提供する企画の一つとしてみたらいかが、と提案させていただいた。
そして、見事にその種を、同ホールの職員の方々が丁寧に育てて下さった。
毎年3月、この行事が雪深い新潟県魚沼市で継続している。早い物で、種を植えてから、もう一回り以上の時が過ぎた。

このレッスン合宿への参加が、ヨーロッパへ留学する大きな動機付けになり、受講生の中から何人も海外に旅立っていかれた。そして、留学を終え戻ってこられた方とまた仕事をご一緒したりすると、小出郷文化会館のこのレッスン合宿の意義を改めて感じさせられる。

自分もこのレッスン合宿のスタッフとし、特にスタートした当初は殆ど全日程参加させていただいてた。
自分自身、このレッスンを通じ理解できた、ピアノ音楽の ー 面白さ、ー 表現、ー 様式、ー背景は、自分の音楽の知識の中に、今や重要なポジションとして存在している。

自分の、物事を理解する(できる)方法、すなわち相手の言葉を噛み砕くプロセスと心の理解(消化)とのマッチングーからだろうが、マイスター教授の説明は、音楽を理解する紐を見事に解いてくれる。
ベヒシュタインの特徴をカタログの受け入りで語った所で、何の意味も無い事なのだ。

お時間の都合のつく方、一度雪国のホールで缶詰になり、ゆっくりと聴講されてみては如何がだろう。

非常に面白く、そして感動できると僕は思う。

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