165 Jahre C.Bechstein 2

メイン棟のショールームにはベヒシュタインを愛用したピアニスト、作曲家らの写真がずらりと飾られています。ビューローはじめリストやブラームス、ラフマニノフも。ジャズピアニストのブルベック、D.エリントン、ボレットにギーゼキング、今年没後100年のドビュッシーも飾られています。

そして165年の歴史を語るパネルがずらりと。創業者カール・ベヒシュタインにはじまり、ロンドンのベヒシュタインホール(今はヴィグモアホール）開設、100周年、中興の祖とも言えるK.シュルツェ氏もいます。これらを眺めているだけでもその時間の重みを感じられます。

さて、もう一度ベヒシュタイン工場メイン棟の前、スコダの車が停まっています。日本ではあまり見ないと思いますが、VWのエンジンを積んだチェコの自動車メーカーです。どことなく車体デザインもVWに似ている気がします。この工場付近は、バスや列車も走ってはいますが、やはり車がないといろいろと厳しいのではないか？という地域です。のんびりと暮すには最適な環境です。