今月から始まったベヒシュタインデーの第1回が盛況のうちに終了しました!
ベヒシュタインデーとは、ドイツ・ベルリンで160年ほど前に創業されたベヒシュタインを、
様々な角度からスポットをあて、その魅力を浮き彫りにしていこうというイベントです。
ピアノは色々な面で他の楽器と違う点があり、メーカーやブランドの違いというのが
一般的には見えにくい性質を持っています。ゆえに「鍵盤があれば何でも一緒・・・」という、
私たちからすると大変悲しい認識も多いのです(泣)
そこを語ると長くなるので、そのうちご紹介して参りますね。
さて本題に戻り、本日のレポートにうつります。
第1回は「ベヒシュタイン物語著者・戸塚亮一~30年のキセキ~」という壮大なタイトルで、
弊社代表の戸塚亮一と、ピアニストの桑原志織さんにご出演頂きました!
第1部は戸塚より
・タッチによって音色が変化する仕組み
・3大メーカーの特徴
・ドイツと日本のピアノ文化の違い
についてざっくばらんにお話して頂きました。
アクションの模型を使って音色が変化するメカニズムを説明したり、
3大メーカーの波形データを使って音の方向性を浮き彫りにしたり、
「競馬の楽しみ方の違い」を例に、ドイツと日本のピアノとのかかわり方の違いを考えてみたりと、
なかなかユニークな話にお客さんも身を乗り出して聞いていました。
第2部は桑原志織さんの演奏でした。
桑原さんは現在芸大2年生。
全日本音楽コンクール2位、PTNAピアノコンペティション特級銀賞という素晴らしい功績をお持ちのピアニストですが、
本日の演奏は本当に心に残る素敵な演奏で、スタッフ一同大変感動致しました。
最後の質問コーナーでもお客さんから「どんな練習をしているのですか?」
「普段どんなことからインスピレーションを得て演奏に活かしているのですか?」など
様々な質問に丁寧に答えてくれる桑原さん。
ベヒシュタインについては「今回小さいピアノ(167㎝)でしたが、低音の鳴りはフルコンに匹敵するほど」とのありがたいご感想を頂きました。
これからは世界に向かって羽ばたいていって欲しいと思います。
今後もベヒシュタインデーを通じて、もっともっとベヒシュタインの魅力を皆様にお伝えしていきたいと思います。
どうぞご期待下さい!
shira