2016年6月15日(水)
Z.コチシュのワルツ集を聴いたのはこの頃のことです。コチシュのショパン自体ほとんど聴いたことがなかったので、ちょっと楽しみでした。
超快速演奏というのでしょうか? とにかく速い。聴いていて「浸る」という感じではなく、何かスリル感をおぼえました。かといってスピード一辺倒な演奏か?といわれるとそうでもなく、聞かせどころはおさえている。連続して何回か聴いてしまいました。
今までワルツ集はリパッティにはじまりリパッティに終わると思っていたのですが、カツァリスの左右の音量バランスを変えた面白演奏から、マガロフの正統派、アシュケナージ、アラウ、ルビンシュタイン、フランソワ、ピリス、ルイサダなど聴いたりして、コチシュのもしばらくはローテーション入りかと思っています。