ベヒシュタイン・ジャパンブログ - ベヒシュタインジャパン公式サイト - Page 42
遠方より
昨日、A県のお客様がご家族で調律師の方と一緒に、世田谷の烏山ショールームにいらして下さった。 朝7時に家を出発し、到着は午後。 中学生のお嬢さんは、ベヒシュタインやザウターやプレイエルや中古のピアノ等10台以上のピアノに… 続きを読む
塗装直し

フランスのピアノ「プレイエル」の化粧が輸入中に少々乱れたようで、化粧直しのために解体。 外装はここまで解体し、再調整することもあるわけで、新品と言えど手作りの輸入品は、なにもかも楽ではない。 マホガニーの綺麗な仕上げだし… 続きを読む
そろそろ仕上げに

「整調は、後、鍵盤重量の調整ですね。。」 と、工房のベテランH氏の手が進む。 今、ニューヨーク・スタインウエイのLがベヒシュタインの下取りで入り、その調整の仕上げに入った。 スタインウエイの響きはベヒシュタインとは全く対… 続きを読む
レッスン室

鍵盤の動きが言うことを聞かなくて… と言う電話を先週末に受け杉並区のK先生宅へ調律に伺った ピアノアクションと鍵盤部分でスムース動きが必要な箇所は少なく見ても6ヶ所ある。この季節は暖房のオンオフが頻繁にあるのか、割りと似… 続きを読む
休日の工房

ベヒシュタインとザウターのグランドピアノの検品に八王子の工房へいらっしゃっると、今日はお約束をさせていただいていたが、お客様の体調が優れなくなってしまったと言う事で延期。ここのところ朝はぐっと寒い日が続くので具合が心配。… 続きを読む
こつこつ調整

今日はM音大のO先生宅に、ベヒシュタインのブランドの一つHoffmannの調律におうかがいした。 「ラベルの連打やエチュードの早いパッセージがもう少し楽にできるようになると助かるんだけど。。」 と言うご希望に応えられるよ… 続きを読む
ピアノ300年

ピアノが誕生して300年。 2000年から、ピアノ誕生300年という事で様々な行事を、ドイツピアノ製造技術者協会、日本ピアノ調律師協会等、ピアノ製造や調律の関係団体、ホール等が主催し行ってきた。 イタリアのクリストーフォ… 続きを読む
修復

いつ何処で修理されたのか分からないが、丁寧にされてないと全部やり直しでかえって大変 今、80年位前のベヒシュタイン八王子の工房で修理しているが、過去酷い修理がされていることが修復を大変にしている。 オーバーホールの依頼を… 続きを読む
敬意

40年近く前、杵渕さんというドイツでピアノ製造の勉強をされた方が、国産ビアノを改造し、当時新品オリジナルよりも高価な価格で購入されたというピアノと、今日F様宅で出会わせていただいた。 ハンマーと、恐らく弦もドイツのqua… 続きを読む
邦楽

小学生の時からの親友が海外赴任先から一時帰国をすると言うことで、彼が趣味にしている尺八仲間のアンサンブルの会が多治見の修道院のログハウスで行われ、その集いに、昨日タイミング良くお邪魔させていただく事ができた。 娘が日本舞… 続きを読む
薄化粧の響き

モダンピアノのバッハは、ベヒシュタインの感じが実にいい。旋律が歌のように聞こえる。 昨日、いつも懇意にして下さる福田ひかりさんのバッハシリーズの〆のリサイタルが杉並公会堂で行われた。 打ち上げの席で、 「化粧をしてない感… 続きを読む
Pause

何処かに家族で旅行!という休暇でなく、年末年始は家で休息しながら過ごしている。故に、Vacationで無くPauseなのだ。と言う事で、つれづれなるままに。。。 何処かのバカな政策のとばっちりで、本当に驚くような変化を実… 続きを読む
納品立会

杉並区にお住まいのM先生のお宅に以前から調律にお伺いしている で、今回にお伺いすると。 M先生「学校も定年も迎えたし、これから自分の音楽をもっとやって行こうと思い、やはり思い切ってピアノを新しくしてしまおうかと考えている… 続きを読む
熟成する音

ボジョレーヌーボは美味いかどうかと言えば「まだ成熟と言う物とはかけ離れた味」で、舌ツツミを打つ衝動に駆られるにあたる物ではないように、できたてのピアノも、ワイン程極端ではないが、まだ響きが若い感じがする。 しかし、良いピ… 続きを読む
録音

前回と同じような風景だが違う場所なのだ 秩父ミューズパークは埼玉の奥地に忽然と存在していた。ここで録音したCDはいくつか知ってるが、訪れたのは初めて。 朝5時少し回った頃に家を出て、圏央道と関越を走りい、最後にドイツのブ… 続きを読む
音色で描く

内藤晃さんの音楽は知的で整然とした美しさがある。 杉並公会堂コンサート、東大和ハミングホールでのレコーディングで仕事をご一緒させていただいたが、意図的に描かれる響きの積層と揺らめきにはいつも驚かされる。 今回の津田ホール… 続きを読む
真剣勝負

アップロードが遅くなってしまたが、一週間と少し前、サントリーホール(小)にご本人が所有される1920年製のベヒシュイタインE型を持ち込み、F先生ご夫妻の、シューベルト 冬の旅の演奏会が行われた。 以前このブログでも紹介さ… 続きを読む
現物合わせ

どうしたらいいんだろ。。。 ヨーロッパで修復されたベーゼンドルファーのアクションだが、テコの比率がどうにも普通ではないよぷだ。 恐らくバックハウスの為に調整されたものだという話だが、鍵盤は非常に重く且つ鍵盤は浅く、普通の… 続きを読む