尾山調律師のブログ Die Musikgasse(音楽の小道)
作曲家のピアノ
ショパンコンクールの熱気もだいぶん冷めたように思うこの頃、夏のものすごかった暑さもどこへやら、急に寒さすら感じるようになりました。 11月なのでこれが当たり前なのだと思い返しつつ。か行が終わりさ行へ。 &n… 続きを読む
ドホナーニ逝去
ドホナーニという名前は、作曲家の方が世間では知られているでしょうか? 自分が好きなのはエルンストの孫の指揮者、クリストフ・フォン・ドホナーニの方です。95歳で亡くなったと聞きました。いきなりインスタグラムに… 続きを読む
8月31日 俣野修子のお話コンサート with Piano Tuner 「ピアノと仲良く」Vol.1
セントラム東京ショールームにて、ピアニストの俣野修子さんのお話コンサートに、ピアノ技術者として参加します。 3回シリーズの一回目が8月31日(日)14:00開演、テーマは「ピアノの音色って?」。 弾く人によ… 続きを読む
コロナ禍のピアノ
2020年以降、新型コロナウィルスに翻弄されている世界です。日本の場合、その発端となったクルーズ船が映画で取り上げられるなど、少しは過去になりつつあるのでしょうか? この猛暑の中でも、マスク姿の方もまだまだ… 続きを読む
コンクールのピアノ
ベヒシュタインが、第19回ショパンコンクールの公式ピアノに採用されたというニュースが入ってきて、少し興奮しています。 1975年の第9回目に出していたという情報をどこかで聞いたことがありますが… 続きを読む
絢爛豪華なピアノ
ベヒシュタインの持てる技術と、外観にめちゃくちゃにこだわったピアノがこれである。どう見ても日本家屋には似つかわしくない。これはポツダムにあるサン・スーシ宮殿に設置されている。近づくと 画家の筆遣い、木工職人ののみさばきも… 続きを読む
クララのピアノ
クララとは「アルプスの少女ハイジ」のクララではありません。もちろんゼーゼマン家にピアノはあったのではないかと推測(時代は1850-1860年ごろ?)しますが、今回のクララとは、R.シューマンと結婚してヴィー… 続きを読む
キスマークのついたピアノ
それは昨年亡くなったフジコ・ヘミングさんのキスマークです。都内某施設にあるベヒシュタインのフルコンサートグランドに、それがあるのを見たことがあります。 おそらく周りの誰かにのせられて(勧められて)のことだっ… 続きを読む