尾山調律師のブログ Die Musikgasse(音楽の小道)
今月の1枚 Mai 2022
Im wunderschönen Monat Mai

やはり5月にはこの曲を思い出してしまう。H.ハイネの詩にシューマンが素晴らしいピアノをつけた歌曲集、「詩人の恋」の冒頭の曲。 「素晴らしく美しい5月に」はこの季節にどうしても聴きたくなります。… 続きを読む
モデルの変遷 アップライト編 その5
再度アカデミーシリーズに改名し、今後はまたA114がA2、A124がA4というモデル名に順次変更されていくと聞いています。数字が小さい方が小型という以前のナンバリングとは逆になっています。(この辺りは欧州車… 続きを読む
今月の1枚 April 2022 ブゾーニの編曲を聴く

以前ご紹介したDavid Theodor Schmidt(シュミット)のブゾーニ編曲ものを取り上げます。 デビューはソニーからだったと記憶していますが、これはHänssler(ヘンスラー)とい… 続きを読む
世界三大ピアノメーカーの謎

以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「世界三大ピアノメーカーの謎」 2021.10.10 「ベヒシュタインは世界三大ピアノメーカーの一つです」とカタログやチラシにある文言、普… 続きを読む
モデルの変遷 アップライト編 その4

その4 アカデミーの登場 1990年代に入るとベヒシュタインはブランドをいくつかに分けて展開していきます。ここではベヒシュタインに限って書いていこうと思います。 Zimmermannというブラ… 続きを読む
試行錯誤の先に

以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「試行錯誤の先に」 2021.06.27 「ベヒシュタインは、ほぼすべてが試作品と言ってもいいんだよね」と、社内でよく話しになります。その… 続きを読む
ドイツ的なもの

以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「ドイツ的なもの」 2021.08.23 元書店員だからというわけではないけれど、読書が趣味で、ここ15年ほど「年間100冊(漫画や雑誌… 続きを読む
今月の1枚 März 2022
William Youn のSchubert聴き比べ

今月もまた情報をいただいたK氏に感謝です。いい演奏でいい録音です。William Younは韓国出身のピアニストで、以前にMozartのソナタ全集を出しているのは知っていました。その中の1枚はベヒシュタイン… 続きを読む
クレモナの名器に喩えられるピアノ-C.BECHSTEIN

以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「クレモナの名器に喩えられるピアノ」 2021.04.17 『ベヒシュタインは、ピアノにおけるストラディヴァリウスやアマティである』、この… 続きを読む
ベヒシュタインの王冠

以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「ベヒシュタインの王冠」 2021.02.10 「箔をつける」という表現が日本語にあり、貫禄が増すとか高い値打ちがつく、評価が高まるといっ… 続きを読む