尾山調律師のブログ Die Musikgasse(音楽の小道)
モデルの変遷 アップライト編 その4
その4 アカデミーの登場 1990年代に入るとベヒシュタインはブランドをいくつかに分けて展開していきます。ここではベヒシュタインに限って書いていこうと思います。 Zimmermannというブラ… 続きを読む
試行錯誤の先に
以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「試行錯誤の先に」 2021.06.27 「ベヒシュタインは、ほぼすべてが試作品と言ってもいいんだよね」と、社内でよく話しになります。その… 続きを読む
ドイツ的なもの
以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「ドイツ的なもの」 2021.08.23 元書店員だからというわけではないけれど、読書が趣味で、ここ15年ほど「年間100冊(漫画や雑誌… 続きを読む
今月の1枚 März 2022
William Youn のSchubert聴き比べ
今月もまた情報をいただいたK氏に感謝です。いい演奏でいい録音です。William Younは韓国出身のピアニストで、以前にMozartのソナタ全集を出しているのは知っていました。その中の1枚はベヒシュタイン… 続きを読む
クレモナの名器に喩えられるピアノ-C.BECHSTEIN
以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「クレモナの名器に喩えられるピアノ」 2021.04.17 『ベヒシュタインは、ピアノにおけるストラディヴァリウスやアマティである』、この… 続きを読む
ベヒシュタインの王冠
以前弊社のオウンドブログに掲載したものをこちらに再掲載いたします。 「ベヒシュタインの王冠」 2021.02.10 「箔をつける」という表現が日本語にあり、貫禄が増すとか高い値打ちがつく、評価が高まるといっ… 続きを読む
Bechstein B203 1916年製
ベヒシュタイン社がリペアした1916年製Bモデルが日比谷のセントラム東京に入荷しました。(昨年同じような年代のモデルが入荷した際はすぐに販売が決まってしまったので掲載はしませんでした) これもとてもよい楽器… 続きを読む
今月の1枚 Februar 2022
S.ハフのシューマン曲集
ベヒシュタイン工場にて働くK氏より教えてもらった1枚。2020年の録音だから、比較的新しい。CD新譜で目にしていたと思うが、ベヒシュタインを使用しているとは。調べても出てこなかった。早速購入してみると、ジャ… 続きを読む
The Heritage Wall No.3 -right side-
☞左上から右へ Bartok Bela (バルトーク・ベラ)1881-1945 1910-1920年代にかけて民謡収集と研究に基づく民族主義的語法と半音階主義により、独自の前衛的作品を発表した。しかし、… 続きを読む
The Heritage Wall No.2 -center-
☞左上から右へ Johannes Brahms (ヨハンネス・ブラームス) 1833-1897 ピアノ曲の創作は武骨で慎重な性格そのもののように、1つのジャンルを順番に手中に収めながら、進められていった。… 続きを読む