トリオのピアノ

2026年4月21日(火)

 

トリオは最小の室内楽の人数と定義する人もいます。弦楽器のみのトリオ、弦楽器と管楽器のトリオ、なかでもピアノを含むトリオは一番多いのではないか?と思います。先日もピアノ、ヴァイオリン、クラリネットのトリオを聴いて、自分の知らない曲がいかに多く、聞かず嫌いな作曲家が多いのか気づきました。ちなみにそれはD.ミヨーやA.ハチャトリアンです。

ピアノトリオでは、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの組み合わせが一番ポピュラーでしょうか? M.プレスラーが亡くなり、その後どうなったのかわかりませんが、「ボザール・トリオ」は常設のトリオとしては最長記録を持っているのでは? ボザール・トリオのように同じメンバーで活動するトリオもあれば、ソロ奏者が集まって組まれるトリオもあります。前者にはベートーヴェン・トリオ(ウィーン)、シュツットガルト・ピアノトリオ、スーク・トリオ、トリオ・ヴンダラーなどが思い浮かび、後者ではルビンシュタイン、シェリング&フルニエ、アルゲリッチ、クレーメル&マイスキー、カプソン兄弟とF.ブラレイなど枚挙にいとまがないです。ロシアでは有名な音楽家が亡くなると、その追悼でトリオが書かれました。チャイコフスキー、アレンスキー、ラフマニノフ、タネーエフなど名曲も多いです。

J.ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブラームス、ドヴォルザーク、フォーレ、ラヴェルなど曲も非常に多いので毎日聞いても相当な時間を要すると思われます。どれか一曲をと言われると、自分はメンデルスゾーンの1番ですね。(姉のファニー・メンデルスゾーンにもピアノトリオあるようです) 編成も弦楽器以外にクラリネットやホルンなど管楽器がヴァイオリンと替わったりでいろいろ楽しめます。

クラッシックの世界だけでなく、ジャズでもピアノトリオは最小コンボかなと思います(異論はあると思いますが)。ピアニストの名が掲げられることが多いですが、ドラマーやベーシストが中心のトリオもあります。C.コリアの”Fingerprints”は店で聞いてCDを衝動買いした記憶があります。キース・ジャレット、小曽根真、O.ピーターソン、ソニー・クラーク、B.エヴァンスなど時代もいろいろ、ピアノの状態もいろいろあって面白いです。

次回は「なんと立派なピアノ」です。