テュルマーというピアノ

2026年4月13日(月)

 

テュルマーというピアノ、”Thürmer”と綴ります、そして正しくはFerd.という名前(フェルディナンド)が先に付き、”FERD.Thürmer”。創業はドイツのマイセンMeissen(1834年)、現在はボーフムBochumにあるとHPに。かなり古いメーカーですね。ドイツ・ザクセン地方はピアノメーカーが多いですね。ベヒシュタインも工場はそうですし、ブリュートナー、A.フェルスター、レーニッシュ、シンメルもかつてはライプツィヒでした。

どうしてこのピアノに注目したかというと、実際に自分が見たことがないにもかかわらず、現存している(らしい)ドイツのメーカーだからです。ドイツ滞在中のフランクフルト ムジーク・メッセ(楽器見本市)で、ひたすらメーカーのカタログを集めていた頃、後からこのテュルマーのカタログが出てきて、「このメーカー見てないな」と気になりました。アルゲリッチやアシュケナージが弾いている画像もあり、しかもボーフムBochumにあると。自分の住んでいたSolingenからも多分1時間ちょっとで行けるのかな?と軽く考えていたら帰国してしまい、行けずじまい。今やそのカタログもどこかへいってしまい、HPや書籍でのみ存在を確認しています。

この2枚の画像は、自分がドイツで購入した「クラッシック作曲家・曲目事典」のような書籍にあったものです。H.グリモーやA.ガヴリーロフが弾いています。

ベヒシュタイン工場で働くK氏に聞いても存知ない様子。うーん、本当に現存しているのだろうか?と今回改めてHPを検索。あるようです。下記リンクを参照。

GPもUPも作っている(現在の製造はドイツかは不詳ですが)。そして旧東だったマイセンにそのMuseumがあるという。(マイセンを訪問した20年前、そのミュージアムの前を何気なく通り過ぎた記憶もあります) ピアニスト佐藤卓史のシューベルト国際コンクール優勝後の記念CDが、BochumのThürmersaal(音楽ホール)での録音で、こりゃテュルマーが使われているのかな?と購入したのですが、なんとベーゼンドルファーでした。(ネーミングライツの関係で、偶然全くピアノに関係ないテュルマーさんの名前が掲げられている可能性もあります)

https://www.ferdthuermer.de/

どなたか持っている方がいらっしゃれば、ぜひ尾山まで! 録音でも構いません。その歴史の古さから過去に輸入されていてもおかしくない。

次は「トリオのピアノ」です。