ベヒシュタイン・ジャパンブログ - ベヒシュタインジャパン公式サイト - Page 2
今月の1枚 April 2023
グラナドスをベヒシュタインで聞く

グラナドスをベヒシュタインで聞くとは思ってもいなかった。グラナドスの曲の演奏=ラローチャという式しか知らなかったのですが、ベヒシュタイン社のKさんから聞いて購入してみました。バルボー・コーエンというフランス… 続きを読む
今月の1枚 März 2023
不等分律のシンフォニア

続けて3月もJ.S.バッハを。 ピアノを習う人は避けて通れない(と思う)J.S.バッハの「インベンションとシンフォニア」、息子のフリーデマンのために書かれただけあって、練習のイメージがつきまと… 続きを読む
「バラード」という名のワイン
サロンでの出来事から思うことVol.10

今日2月22日はF.ショパンの誕生日と言われています(諸説あります)。 「ノクターン」、「ソナタ」、「バラード」と聞くと、ピアノ好きの方であればおそらく「ショパン」というワードが連想されるのではないでしょう… 続きを読む
今月の1枚 Februar 2023
エル=バシャの平均律クラヴィーア

ミリアム・コーエンのグラナドスの到着を待つ間、今月はエル=バシャがD280で録音したバッハの平均律クラヴィーア第1集を。 自分はSACD専用のオーディオ機器を持っていないのですが、非常に解像度が高い録音だと… 続きを読む
「解体ショー」的なピアノイベント再び

先日、日比谷セントラム東京のショールームで、長らく休止していた「イキモノピアノ」を復活させました。Vol.13は、アップライトピアノについて、音の聞こえ方、その歴史、グランドピアノとの比較など。何事も繰り返… 続きを読む
再び「イキモノピアノ」始めます。
「やっぱりすごいアップライトピアノ」

日比谷のセントラム東京にベヒシュタイン・ジャパンのホール、スタジオ、ショールーム機能が移ってもう1年がすぎました。立地の良さから多くの方がお越しになり、ベヒシュタイン・ホフマンがより広まっているのを感じてい… 続きを読む
今月の1枚 Januar 2023
Les Saisons Akira Naito

2023年となり、まず始めに聞く一枚は、もう10年以上前に録音された、内藤晃の「四季」です。新潟は小出郷にあるベヒシュタインENを使用しています。 1曲目のヤナーチェクはあまり聞… 続きを読む
これぞヴィンテージ!
ベヒシュタイングランド間もなく展示へ

1867年製ベヒシュタインが八王子センターへ入庫しました。製造番号は2171、「古っ!」と思わず口にしてしまうほど。どういった楽器が来るのかわからずに待っていましたが、昨日画像が届きました。(まだ自分では実… 続きを読む
今月の1枚 Dezember 2022
羊は安らかに草を食み

Haiou Zhang(ハイオウ・チャン)のベヒシュタインでの演奏、美音でした。11月に豊洲のシビックセンターへ持ち込みでのコンサート。スケジュールの都合か、日曜の遅い時間に約1時間のプログラムでしたが、よ… 続きを読む
倉敷・大原本邸 ベヒシュタイン8
お披露目コンサート報告

ほぼ1年前、倉敷市美観地区にある大原本邸にてベヒシュタイン8を査定しました。 「まずは弾けるように」ということで、ひどく錆びついている弦交換や、再調整を中心で見積もりを出しましたが、いざ修理をすることになり… 続きを読む
今月の1枚 November 2022
スクリャービンとショパンの類似性

同僚が録音のピアノ調律を担当したTorben Garlinと友達だというので、貸してもらった1枚。知らないレーベルだったが、ドイツ・ライプツィヒにあり日本でも手に入るようです。昨年の録音です。 個人的にちょ… 続きを読む
今月の1枚 Oktober 2022
エル=バシャ ショパン:24の前奏曲

ずいぶんとごつごつした響きだなぁというのが第一印象。日本では8月に発売されたアブデル・ラーマン・エル=バシャのショパン。さっそく聞いてみる。24の前奏曲、幻想曲、舟歌、子守歌と有名どころが並んだ内容、もちろ… 続きを読む
Concert8は本当にKing of Uprightpianosか?
イングランド国王のエリザベス女王が死去し、ヨーロッパ関連のニュースがその葬儀を中心に放送されているのを見ていた。葬儀の中で歌われた国歌の歌詞が”Queen”から”King”に変わって… 続きを読む
今月の1枚 September 2022
Beautifulなエル=バシャのバッハ

今月はエル=バシャがバッハの組曲から選んだものを。日本での録音で、調律はベヒシュタイン・ジャパンの阿部です。彼はエル=バシャにたいそう気に入られて、「パリに連れて帰りたい」とまで言われたとか、言われていないとか。阿部のブ… 続きを読む
Burl WalnutのBechstein A192入庫待ち!

Bechstein A192のバール・ウォルナット艶出しがセントラム東京に展示となります。これは大屋根の裏側にフレーム部分が映りこんだ画像で、バール材の木目とがまじりあってなかなかいい雰囲気が出たなと思います。 楽器は現… 続きを読む
今月の1枚 Augst 2022
完全燃焼!ダルベルトのリスト

待望のM.ダルベルトのリストの新譜。D282を使用して弾き切っています! 過去にリストの曲集はDENONから出していましたが、ソナタは初めてではないかと思います。 クリスタルを思わせる硬質な響きで、ぐいぐい… 続きを読む
今月の1枚 Juli 2022
ヘフリガーのベートーヴェン

2021年1月に録音され、年末に出ていたCD、硬質のベヒシュタイン・トーンが心地よい。 有名なテノール歌手を父に持つアンドレアス・ヘフリガー、伴奏ピアニストとしても活躍しているが、ソロ活動も最… 続きを読む
Bechstein Bear がお出迎え

ベヒシュタイン社創業の地、ベルリンの語源、そして市の紋章にも採用されている「クマ」。ベヒシュタインも通称「ベヒグマ」の名でキャラクター採用しています。いくつかバージョンがある中で、今日比谷のセントラム東京には2頭のクマが… 続きを読む
今月の1枚 Juni 2022
Bechstein (Bj.1898)で奏でるDebussy

今月の1枚は、フィリップ・カッサールが1898年製造のBechsteinで録音したドビュッシー全集。「ベヒシュタイン物語」(戸塚亮一 南斗書房 1993)にも掲載されていますが、以前はADDA… 続きを読む
今月の1枚 Mai 2022
Im wunderschönen Monat Mai

やはり5月にはこの曲を思い出してしまう。H.ハイネの詩にシューマンが素晴らしいピアノをつけた歌曲集、「詩人の恋」の冒頭の曲。 「素晴らしく美しい5月に」はこの季節にどうしても聴きたくなります。… 続きを読む