ベヒシュタイン・ジャパンブログ - ベヒシュタインジャパン公式サイト - Page 26
録音
9日の夕方、調布の音楽大学での仕事を終え、フロントグラスに当たっては溶ける牡丹雪を見ながら、3月の名残雪になるのか、、、と思いながら八王子工房へ向かい車を走らせた。 翌日の準備と、山のように溜まった事務作業を終え、いざ帰… 続きを読む
色彩
「う~んなるほど。。」 リーハーサルの間、何度も自分の中のイメージが書き変わる。 今週3月7日(日) 池袋の東京芸術劇場で行われる仲道郁代さんピアノ、有田正広さん指揮のリハーサルが、昨日から始まった。 先月、サントリーホ… 続きを読む
回帰
今年は、シューマンとショパンの生誕200年という年になる。 僕は、シューマンの音楽も大好きだが、音楽の感じからか、その生き様からか、ショパンの人気は高く、ショパンに絡めた演奏会が今年は多く企画されている。 ショパンと言え… 続きを読む
理解
雪のニュースは、僕に新潟県魚沼市の小出郷文化会館で行われる、ルドルフ・マイスター教授のピアノレッスン合宿の時期が近づいた事を知らせる。 ベヒシュタインを同ホールに納品させていただいた時、より有効にベヒシュタインを使ってい… 続きを読む
陰影
近藤嘉宏さんのベートベンピアノソナタの2作目が先月発売された。 録音は前にブログで書いた第1作目の時と同様、ベヒシュタインDを所沢ミューズのキューブホールに持ち込み行った。 ディレクターの鈴木大介さん、エンジニアの坂口さ… 続きを読む
成長
最近、ベヒシュタインの販売時に、国産グランドピアノの下取りが立て続けにあった。以前は、自分たちで修復をする余力もないので、海外に輸出する業者さんに転売するという事が殆どだったが、そろそろ、我々の工房でも下取り品を修復し再… 続きを読む
勇気
先週土曜日、塙保己一(はなわほきいち)にちなみ、身体的なハンディキャップを持つにもかかわらず、社会的に顕著な活躍をしている方を表彰する式典が、塙保己一の出身地の埼玉県本庄市で行われた。 今回、ピアニストの梯剛之(かけはし… 続きを読む
納品
うちの会社では、ピアノの納品後の調律を納品後三週間程度経過してから行う事にしている。 出荷前に時間をかけ整備するので、納品設置時のピアノの状態は、略問題ない。なので環境に順応し、ある程度変化を出してから調律をしたほうが、… 続きを読む
深情
今年、フランスのラ・ロックのミュージックフェスティバル (La Roque festival) でも演奏されたピアニストのE氏が八王子工房を訪問された事が、今週の大きな出来事だった。 現在コンサートに来日中の、パリ在住の… 続きを読む
解釈
ピアニスト宅での調律後の音楽の話はいつも新たな刺激を受ける。 一昨日の国立市のH先生宅では、ピアノの音色の違い・表現の可能性の違いから始まった話が、曲の解釈にまでおよび、いろんなヨーロッパの出版社の同じ楽曲の違う楽譜を見… 続きを読む
通訳
ピアノの機械の部分、アクション部分は、ピアノメーカーが自社で製作するのではなく、アクションメーカーにピアノメーカーがスペックを出し、その独自の寸法に合わせアクションメーカーが製作する。 ピアノ弦を叩くハンマーもそうである… 続きを読む
差異
ピアニスト内藤晃さん宅のベヒシュタインK型は、朴訥なドイツ語のような響きで鳴るピアノだ。 会話している言葉の響きをBGMにその渦の中に身を置くと、使われている原語の違いによって空間を埋める気の色合いが違うと感じられた方は… 続きを読む
模索
週末、ピアニストの稲岡千架さん・末永匡さんの工房コンサートを行った。 音楽愛好者にピアノは手工業作品である。という事をPRしつつ『パリ左岸のピアノ工房』にあるような、音楽愛好者のピアノ工房への関心をコンサートを機に少し喚… 続きを読む
継承
ヨーロッパでのピアノ製造のこだわりを基本コンセプトにした、ベヒシュタインのホフマン(W.Hoffmann Tradition)の日本デビューを前に、業者さんを対象にしたプレゼンテーションが昨日始まった。来週は関西で、その… 続きを読む
試聴
今、5月の魚沼市の風景がフラシュッバックしている。 以前ブログで紹介した録音がCDとして完成した。 内藤晃さんが小出郷文化会館のベヒシュタイン ENを使用して録音した視聴用のCDを、先日の横浜本郷台のリリスホールのリサイ… 続きを読む
振動
数年前から調律に伺っている埼玉県のKさんが出産でお休みする事になり、短いお休みの間にピアノ教室のピアノの修理をすることになった。一昨日からちまちまと修理を開始し、昨日午前中に断線が頻繁になってきた高音2つのセクションの弦… 続きを読む
再開
ピアノとピアニストの再会に立ち会った。 「二年ぶり。。」ピアニスト住友郁治氏は鍵盤にそっと手を触れた。 眠っていたピアノが起きた。 色彩豊かな響きがピアノから放たれた。 2007年4月28日、住友郁治氏は東京文化会館にベ… 続きを読む
勝負
「お~い近藤くん、xxx小節のYの音だけどどう言う解釈でそうしたの?」 「ちょっとその次ぎを強調したかったからわざと引っ込めた感じにしたけど」 というような真剣なやり取りがレコーディングの間中続いた。 一昨日迄3日間、前… 続きを読む