【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

8.《ビューローとの友情》 この有名なピアニスト、そしてベルリン・フィルの最初の偉大なる指揮者ハンス・フォン・ビューローとカール・ベヒシュタインとの友情は、ビューローの亡くなる1894年まで続きます。ビューローは19世紀… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

7.《拡大の時代—国際市場へ》     「グランドピアノの年」1856年、ベヒシュタインは工場拡張を行い、自身の安定も手に入れています。ベルリンの近くのストラスブルグのルイーゼ・デーリ ン… 続きを読む

ザウター 112カルス 納品

  こんにちは。ユーロピアノ調律師の向井です。 5月10日はザウター112カルスをご購入頂いたU様宅の納品日ということで立ち会いに行ってきました。 今までご自宅では住環境の為に電子ピアノを使用されていましたが、… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

6.《ロンドンの博覧会出品では・・・》 数年後、カール・ベヒシュタインは、ロンドンの有名な工業および芸術博覧会に、自分の製作した楽器を出品しています。1862年のことです。当時のイギリスの巨大で強力なライバルをさしおいて… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

5.《リストの演奏に耐え得るか?》 そのすぐ後に、リスト自身が、エラールのグランドピアノを使って、ベルリンで、リサイタルを開いています。もちろん、ベヒシュタインもこれを聴きにいきました。そして、その時のリストの演奏を見て… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

4.《九カ月かかった最初のピアノづくり》 1853年10月1日、新たなる一歩、ベヒシュタイン・ピアノ工場は、操業を開始しました。 カール・ベヒシュタインのユニークな生涯を、後世に伝える多くの逸話があります。多くの天賦の才… 続きを読む

第12回サードサーズデイコンサート終了

        4月のサードサーズデイコンサート(第12回)が4月16日盛況のうち終了いたしました。今回の出演者はプロのピアニストではなくアマチュアとしてピアノに親しんでいるフレッ… 続きを読む

【おススメ輸入ピアノ】ホフマン・トラディション T-122 ウォルナット艶消し

  赤坂べヒシュタインセンター・調律師の向井です。 2015年4月 私がおススメするピアノは、 ホフマン・トラディション T-122 ウォルナット艶消しです。   手頃な価格で人気のハイコストパフォー… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

 3.《ピアノ作りの修業》   この姉の結婚が、カール・ベヒシュタインの生涯を決定しました。すでに年老いていたアグテは、カールの決心を促すように言いました。「おまえは、ピアノ作りをするべきだ。グライツのところに修業に行き… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第一楽章 創立者カール・ベヒシュタイン

2.《音楽的「耳」を持った少年》    カール・ベヒシュタインは、ごく普通の幼少時代を過ごしましたが、まもなく、思いもかけない悲劇がこの家族を見舞うこととなります。父親がカールが生まれていくらもたたないうちに、病の床につ… 続きを読む