2013年8月24日(土)
グルダの「Concerto for Myself」をラジオで聞いた時の衝撃を今でも覚えています。
多分、今回紹介するミュンヘンでのライヴを聞いたのだと思いますが、クラシックでもない、ジャズでもない不思議な感覚。
ドラムやベースが入るなんてピアノ協奏曲では考えられん!と思っていましたが、聞いているとそういうことは気になりません。とにかくかっこいい。
第一楽章終了ですでに拍手の嵐。あまりのタッチの激しさに後半は結構メロメロの調律に。しかし!気になりません。最終楽章は思わず手を握り締めるほどの興奮。グルダのかけ声も聞こえます。ライヴの高揚感がとてもよく伝わります。ベーゼンドルファーの音色、よくわかります。ジャケットにもその写真があります。
このCDは初めて一人でドイツ旅行をした1995年、録音されたミュンヘンの楽器店で見つけ即買いしました。今ではネットですぐ入手でき、しかも安い。早く日本で聞きたいという思いで旅行していたのを思い出します。