【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

24,《材料・製作過程》   5<響板 RESONANZBODEN> 言うまでもなく響板は楽器の命です。ハンマーで打たれた弦の振動は駒に伝わり、そして駒の振動は響板に伝わり、響板全体が大きく振動することで、ピア… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

24,《材料・製作過程》   2<支柱 RASTENSPREIZEN> 楽器の音の本質は支柱とその材料である木材の質に大きく左右されます。楽器の心臓となるアクションが正しく活動するための基本となるものは、しっか… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

24,《材料・製作過程》   ベヒシュタインのコンサート・シリーズのグランドピアノについて、その材料と製作過程を具体的に説明いたしましょう。少々専門的になりますが、ベヒシュタインの音のすばらしさを理論的に理解す… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

23,《高貴な音》   もうひとつ、ベヒシュタインは高貴な香のするピアノとして、創業間もないころから各国の王室に納入されました。 「高貴な音」を感覚的に表しますと図5のようになります。   &nbsp… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

22,《音の立ち上がり》 このように、細部にわたる、常に理想を追求した、決して手間を惜しまない、音づくりに対する姿勢が、ベヒシュタインの音を支 えているといえるでしょう。その結果として、ベヒシュタインから出てくる音は、一… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第3楽章 ベヒシュタインはこうして作られる

  20.《ピアノの哲学—-音色を作るのはピアニスト》 一流ピアノといわれるものには、ピアノの持つべき機能や音楽の中で、果たすべき役割をどう実現するかという信念があります。 ベヒシュタインはまず「芸… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 間奏曲②

ルーマニア女王カルメン・シルビア・エリザベスよりの電報 あなたのすばらしいグランドピアノが、昨日届きまして、その披露には、エミール・ザウアーが「情熱」を弾きました。今日、バッハのパッサカリアを弾いてみましたが、この華麗な… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第二楽章 ベヒシュタイン社クロニクル

19.《創業125周年記念》   1978年10月1日、ベヒシュタイン社はその成功から125年を飾りました、古くからの友人、ピアニスト、業界の友人がベルリン「フィルハーモニー」での記念式典に招待されています。ス… 続きを読む

【連載】ベヒシュタイン物語 第二楽章 ベヒシュタイン社クロニクル

18.《守りつづけた音のコンセプト》 もちろん、当時、多くのメーカーがやっていたような、音に対するコンセプトをがらりと変え るといったことに異を唱え、アップライトもグランドも、基本設計、音に対する考え方は、19世紀中ごろ… 続きを読む

2015年10月2日(金)

東京ショールーム臨時休業のお知らせ

2015年10月6日(火) 及び 2015年10月15日(木) ユーロピアノ東京ショールームは社内研修の為、臨時休業とさせて頂きます。 お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、予めご了承頂けますよう宜しくお願いいたします。