尾山調律師のブログ Die Musikgasse(音楽の小道)
My Favorite CD Vol.45
木管五重奏曲の名手F.Danzi(ダンツィ)

またまた気まぐれで購入して見つけた名曲。ダンツィはモーツァルト、べートーヴェンと同じ時代の人ですね。自分は全く知らずに「管楽器とピアノの五重奏」が好きで、聞いてみようかと思ったのですが、他の木管五重奏がすごくよかったです… 続きを読む
L.フライシャー逝く

ジストニアという病気を知ったのは、レオン・フライシャーだった。 92歳で亡くなったと今朝の新聞で知った。つい先日もG.セルとのグリーグやシューマンの協奏曲のCDを買ったばかり。若くバリバリ弾いていた時期のものだ。その後名… 続きを読む
モリコーネ逝去
イタリア映画音楽の巨匠エンリオ・モリコーネが亡くなった。 映画を知らなくても、曲を聞くとモリコーネかな?と思わせる独特なメロディとその和音進行。 「ニューシネマ・パラダイス」や「ライフ・イズ・ビューティフル」「海の上のピ… 続きを読む
My Favorite CD Vol.44 カタルーニャ地方のピアノ曲集

一曲目のモンポウの「歌と踊りNo.13」のマソ編曲版が面白いです。この13番は元はギター曲なのですが、ピアニストのJ.マソが編曲して弾いています。響きが変わっていて面白いのと、カザルスの「鳥の歌」で有名なメロディーが懐か... 続きを読む
My Favorite CD Vol.43 ハンデルって誰?

このCDのジャケットではHaendelとなっていますが、英語表記ではHandelとなっていることが多いヘンデル。ドイツ語のウムラウトをつけるのを忘れたのでしょうか? 言語によって微妙に人名も変わります。ずっと前に書いた指… 続きを読む
My Favorite CD Vol.42 展覧会の絵 V.アシュケナージ旧盤

ムソルグスキーのピアノ曲、出だしを聞けば「あの曲ね」と分かる超有名曲、「展覧会の絵」。ラヴェルの編曲で一躍有名になりましたが、やはりオリジナルピアノ版も魅力的です。小節ごとに拍が変化するプロムナードは一度耳にすれば忘れら… 続きを読む
My Favorite CD Vol.41 再びメンデルスゾーンのトリオ

久しぶりにMy Favorite CDを更新します。41枚目の曲は、だいぶ前にも紹介したメンデルスゾーンのピアノトリオ。私は中古CDを探すのが趣味の一つですが、半年くらい前に見つけたこのCDはシュトゥットガルト・ピアノ・… 続きを読む
3/28 ルイ・レーリンク ピアノ・コンサート

今年もルイ・レーリンクさんのピアノコンサートを赤坂サロンで行います。 今回自分が気になるのはバッハのシンフォニアですね。 平均律クラ―ビーアの習作ともいえる3声の曲で、自分でも何曲か弾いたことがあります。何番か忘れました… 続きを読む
V.アシュケナージ引退宣言に思う
82歳の世界的ピアニスト、そして指揮者でもあるウラディミール・アシュケナージ氏が、現役を引退するとニュースで知りました。「ステージで死ねば本望」とまでは言わないですが、昔は自ら引退宣言をする人は少なかったよ… 続きを読む
若きトリオの響き -Trio del Arte演奏会-

昨年行われた、第1回杉並公会堂ベヒシュタイン室内楽コンクールのプロ部門で、優勝したピアノトリオのTrio del Arteの記念演奏会が汐留サロンでありました。 モーツァルト、メンデルスゾーン、ブラームスとドイツ・オース… 続きを読む