尾山調律師のブログ Die Musikgasse(音楽の小道)
形あるいは名前 サロンでの出来事から思うこと Vol.3
先日ヤノシュ・オレイニチャク氏が汐留ベヒシュタイン・サロンのスタジオで本番前の練習をされていた。スタジオから漏れ聞こえてくるのは、ショパンのワルツ。オレイニチャク氏の演奏と知らなければ、「ずいぶん個性的なワルツだなぁ」と… 続きを読む
ミシェル・ダルベルト ベヒシュタインを弾く
ミシェル・ダルベルトはここのところベヒシュタインを使用してのコンサート、CDがいくつか出ています。(フォーレの室内楽やソロ演奏)そこで過去の演奏もちょっと聞いてみようとリスト曲集を。 他社のピアノを使用しているのですが、… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 11 番外編3 ドイツビール

ドイツと言えばビール、今回の研修旅行でも「ドイツビールを飲む」は目的の一つでもありました。紹介とコメント。今年は東京ビックサイトで楽器フェアがありますが、来場後、弊社ショールームへお越しいただいた方に、ドイツビールを差し… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 10 番外編2

メンデルスゾーンハウスにたどり着くまでも道に迷いました。トラバントが並ぶのを見つつ、ちょっと危ない酔っ払いに道を聞いたりして、最終的にはN君のスマホで解決。便利な世の中です。 数ある音楽家の中でも、非常に裕福な環境で過ご… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 9 番外編1

研修は翌日の朝食ミーティング(朝ごはんを食べながら、ベヒシュタイン財団の活動、古いベヒシュタインのリペアの取り組みなどの報告)でおしまい。 Without You , No Bechstein in the future… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 8

Wintergarten Berlinとは? レセプションのプログラムに載っていてずっと気になっていたのですが、「歌とアクロバットの協演」という説明がありました。ドイツではかなり有名な団体のようで、それがSeifhenn… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 7

研修は3日目、午前は前日の硬化剤を入れた箇所のチェック、そして直しをもう一度して、ファイリング。やすりを長く使いきるのはグランドと同じ、ハンマーの横の針の跡を何回も消す作業をしていました。(見た目が大きいですが、無い方が… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 6

研修2日目午後はアップライトの整音になりました。講師はアップライトの組み立て調整をしているAnnaさん。小柄なのにものすごくパワフルで、針刺しの際に「もっと深く刺せ!」と、やさしく指導を受けました。基本的にグランドと同じ… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 5

研修2日目、前日ハンマーフェルトに注した硬化剤の音を確かめたり、サンプルで作った音に他を合わせていきます。常にフェルトの状態は変化していきますので、時間がたったり、弾いたりするごとに確かめていくということが大切です。 そ… 続きを読む
165 Jahre C.Bechstein 4

さて、研修中に滞在したホテルも素晴らしかったので、少し紹介します。Seifhennersdorfからバスで約20分のBertsdorf-HoernitzにあるSchlosshotelというところ。Schloss(城)の名… 続きを読む